おざっちの笛吹き日記

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ハッピー・デュアスロン

恒例の「新春ハッピーデュアスロン」が野洲川河川敷を舞台に行われた。今年で何回目の参加になるのか記憶が定かではないが、ボクの場合はランがどれだけ走れるかがカギ。で、会社の昼休み御所を2度ほど走り、家の近所も走るなどしてこの日に備えた。この大会は滋賀県の3プロショップが共催して行われるのだが、今年は昨年現役を引退した「ノグネン」こと野口忍選手(TREK)も一般参加ということで、その走りが大いに注目された。


とにかく寒い一日。道路脇の気温計は「2」とデジタル表示していた。そんな中、試走を終えた参加者はスタートラインに並んだ。今回は我がストラーダのオレンジジャージが多数を占め、その中から若いメンバーが連続優勝を飾っているマジリングのタグロ選手やノグネン選手にどれだけ迫れるか、期待が寄せられた。


カウントダウンされスタートの合図。まずはグラウンドをグルッと2周回っていく。たちまちボクは先頭集団から離され、最初からマイペースにならざるを得ない。折り返しになるコートには、昔のカヌー仲間がいて、テニスラケットを手に声援を送ってくれた。空気が冷たく、ノドを直接刺激する。折り返すと、向かい風となり、帽子で風をさえぎるようにうつむき加減で走る。ようやく2周を終え、ヘルメットやシューズを着けてシクロ車に飛び乗る。路面は濡れて重たく、思ったようにスピードが伸びない。


松林の中のテープで誘導された曲がりくねったセクションに入る。時々ミスコースをし、スピードに乗せるべく立ち漕ぎをする。スズカの骨折事故から復帰したビンちゃんもコース誘導をしながら声援を送ってくれる。ここまで回復したことがうれしい。河川敷のさらに重たいシングルトラックの先には階段があり、最終回が近づくにつれ、ここで脚をつりそうになる。今回は直線部でできるだけ下ハンドルを持ってみた。


周回を重ねるがなかなか汗をかかず、本当に寒い中でのレースだった。土手の手前のギャップが苦手だったが、全周問題なく通過できた。コーンを折り返すパートでは、どうしても外にふくらんでしまい、時間をロスする。シクロ車のタイヤ性能がまだよく分かっていないからだろう。


チェックポイントも最終回を鉛筆で丸をし、最後の3周ランにトランジット。この頃にはトップはランを終えゴールしていた。走り出す。思った以上に脚が残っていたのは、事前にランの練習をしたおかげかもしれない。コース誘導のサノさんが「おざっちさん、フォームがきれですよ!」と声をかけてくれ、謙遜しながらも悪い気はしない。


最終回に入り、もう気力だけで前へ脚を運ぶ。この歳になっても、こうして人並み以上に元気で走れることに感謝だ。コーンを折り返し、バックネット裏で最終チェックをしたらゴールラインはすぐ目の前。昔トライアスロンで見たアメリカのジュリーモス選手のマネをして、四つん這いでゴールしてみた。


振り返ると、先日登った「三上山」がどんよりした雪雲に覆われていた。
(photo by Mr.zatti)
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# by ozawa-sh | 2008-01-13 22:00 | Comments(2)

iPod考

最近は通勤途上、「iPod」を聴いている。息子がプレゼントしてくれたものだが、以前から欲しかった。ボクの使っているMACはOS9なので、CDからコピーすることができなかった。しかしヨメのWindowsではiTunesでそれができるので、ツタヤでレンタルしてきてはコピーしまくっている。クラシックが好きなので、交響曲や室内楽を入れている。通勤の片道でベートーベンの運命や第9などがちょうど聴ける時間だ。


始めてソニーから出たウォークマン。発売と同時に買ったのだが、あの時も相当びっくりした。その小ささはもちろん、歩きながら音楽を聴くというライフスタイルの提案が、一大革命だったように思われる。カセットテープをいちいち入れ替える手間はあったものの、カバンやポケットから伸びた線の先には耳にはめ込んだイヤホンが誇らしげだった。


それにしても、iPodのこの薄くて小さなボディの中に2000曲も入ることに驚く。モーターとかディスクといった、回転体がないから、激しく動いても音飛びしないこともすばらしい技術である。また、リング状の操作パネルも使いやすく、シンプルで優れたデザインだと思う。iMacを出してきたあたりから、Appleの製品があか抜けしてきたように思うが、iPodはその究極のカタチにたどり着いたのではないか。そして傾きかけたとウワサされたApple社を救ったのも、このiPodだと言われている。


ボクはずっとMAC党なわけだが、WindowsがMACのマネをしてきたこと、そして今やパソコンと言えばWindowsを差す程の普及率を誇っていることに少々苦々しい思いを隠せない。それがここに来てi-podの成功で愁眉を開いた思いがする。やはりAppleの技術は世界最先端を行っていると思う。少し商売が下手なだけなんである。


あえてiPodに物申す。本体はすばらしい。しかし、イヤホン(レシーバー)との接続ラインが、非常にうっとうしいのだ。これを無線にできないかと思う。線がこんがらがってほぐしているシーンをよく見かける。やはり誰もがうっとうしく思っているに違いない。自転車のメーターでも、今や無線で飛ばしている。これができたとき、iPodはカンペキなモノになると思う。
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# by ozawa-sh | 2008-01-11 21:31 | Comments(14)
希望ヶ丘にて「関西シクロ第7戦」(京都府自転車連盟主催)が行われた。毎年この大会は雪が降り、スリップや寒さとも闘わねばならない。しかし、今年は快晴となり、朝こそ冷え込んだものの、レースが始まる頃にはポカポカの陽気となった。あちこちで新年の挨拶が交わされ、まさに今年のレースをスタートするにふさわしい大会であった。


9時頃に希望ヶ丘到着。広々とした芝生の上には真っ青な快晴の空が広がっていた。出がけにホコリを払ったシクロ車を車から取り出し、会場に向かった。我がチームのメンバーはすでに集合しており、アップしている。ボクもすぐにコースの試走に出た。路面はドライでとても走りやすかったが、きついコーナーがどうしても苦手で、足をつく場面が多かった。本番ではなんとか走ってクリアしたい。ゆっくり一周したが、すでに息が上がっていた。


40歳以上のマスターズにエントリー。その先頭に並ぶことができたが、あとから抜かされることは必至。まあ精一杯やるだけだと、腹をくくった。こうして元気に走れる自分に感謝だ。いつもの曲が一瞬止み、スタートが切られた。すぐに後から抜かれるが負けずにその後を追う。今日は指切りグローブを忘れ、Kにしさんに急きょ借りての参戦だ。シクロはチェンジとブレーキが忙しい種目なので、グローブは大切なアイテムなのに、、。


シングルトラックやダブルトラックを目まぐるしく走る。サスが付いていないので、もろにショックが来る。逆バンクの続く斜面を走るのがどうも苦手で、スピードを殺してしまうが、ここでも抜かれてしまう。砂がたまっているスピードコースも、王滝のような転び方をしないかと慎重になる。最終周回、いきなり細いシングルトラックに入ったところで、ブレーキングが一瞬遅れ、林に突っ込んだ。木に体をもたせかけるような感じで止まったので、ケガはしなかった。最後はストラーダの皆の応援を受けてゴールできた。成績はまだ分からないが、知らぬが仏だと思う。


今回は巨匠、さのさんがカテゴリー3で優勝、Fかわ君が2位と、ストラーダメンバーが大活躍。それを見届け、ボクはランの練習をすべくその場を離れた。車に戻り、シューズをランニング用に履き替えて希望ヶ丘の東口に向けて走った。来週のデュアスロンに向けて、少しは走っておかなければならない。さんざん汗をかいた頃、舗装路から脇のキャンプ場へ続くトレールに入ってみた。深く散り積もった枯葉がカサカサと足に心地よかった。
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# by ozawa-sh | 2008-01-06 21:26 | Comments(3)
実家から小学校までの距離は大人になると、「あれ、こんなに近かったっけ?」と思うことがあるそうだが、ボクの場合はほぼ予想通りの距離感だった。卒業以来、時々この小学校のことを思い出していたので、それほどの違和感がなかったのかもしれない。校庭の広さにしても、「そうそう、ここで6年間を過ごしたんや」といった感慨が湧く程度だった。少しはこみ上げてくるものがあるかと思ったのだが、案に相違してそれほどでもなかった。それでも、担任の先生の顔を思い出したりして、懐かしかった。当時若かった先生も、今は70から80歳になっていることだろう。


歩いて10分ほど離れた城北幼稚園へと急いだ。それこそ遠い記憶の彼方にある、さらにおぼろげな記憶。お遊戯をしているセピア色の写真。果たしてどのようなことになっているのか。幼稚園はまったく新しい建物になり、目の前に現れた。仏教系の幼稚園なので、門もなにやらそれ風になっていた。ボクは吸い寄せられるように園に近づき、フェンス越しに中を覗いた。冬休みなので、園児達の姿はなく、シーンとしていた。今度はいつ来れるか分からない。景色を心に収めてこの場を離れた。


市バスに乗り、「東片端」で降り、東白壁町を歩く。このあたりは閑静な高級住宅街で、電柱の姿も見あたらず、実にスッキリした町並みだ。さらに10分ほど歩くと運動をしている若者達の声が聞こえてきた。我が「東海学園」は目と鼻の先であった。校門前で同級生のK君と待ち合わせをしていた。すでに来ており、二人で中に入ってみた。しかし、当時と校舎やグラウンドなどはまったく変わってしまっており、唯一「明照殿」という礼拝堂だけが残っていた。この学校も浄土宗のいわゆる坊さん学校で、全員が丸ボウズにしなければならなかった。ほとんどの先生が坊さん。完全な受験校であり、高校2年にはすでに3年までのカリキュラムを終え、あとは国公立進学があたりまえ、悪くて早稲田・慶応という至上命令に向けてのガリ勉体制が敷かれていた。ボクも毎晩2時くらいまで勉強したものだ。とにかく宿題の量はハンパじゃなかった。


明照殿の前に立つ。バロック様式のなかなか存在感のある建物である。この前のグラウンドでハンドボール部の練習に汗を流したことを思い出す。記念祭には大きなたき火が焚かれた。近くにある金城学院の女子高生が来ると、全員窓の外を見て、授業にならなかったことを思い出す。ボクの青春はまさにこの学園から始まった。近くにいた学生さんに記念写真を撮ってもらったが、彼はもうボウス頭ではなかった。


日が傾いてきた。東海の近くの「徳川苑」の脇を通り坂を下り、「大曽根」から地下鉄で名駅へ向かう。K君の知っている店で「みそかつ定食」を食べた。ボクもやはり名古屋人だったのか、このみそかつは絶品だと思えた。次から次ぎへと昔の話に花が咲いた。


駅から出るとすっかり暗くなっていた。イルミネーションがキラキラと駅前を飾り、元気な名古屋を象徴しているかのようだった。


写真は上から
幼稚園の門
東海のシンボル明照殿。普段は柔道場、、だったと思う。
昼に食べたご存知きしめん。これもうまかったなあ。
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# by ozawa-sh | 2008-01-06 16:29 | Comments(7)
人はある程度歳をとってくると、無性に自分の故郷が懐かしくなるものらしい。ボクも例外に漏れず、以前から、育った街「名古屋」への望郷の思いが強くなっていた。両親が亡くなり、実家を売り払ってからは名古屋に行く用事もなかった。それ以前もほとんど学校と家との往復だけだったので、名古屋人と言っても、ごく一部しか知らない。
そこで、意を決して、この正月休みに一度名古屋を訪れてみることにした。地図で見る名古屋は高速道路や地下鉄が充実し、昔の名古屋はもうどこにもないように見えた。特に駅前にはツインタワーというどでかいビルができているらしく、こりゃ今行けば、ボクは間違いなく浦島太郎だろうと思った。


会社の新年式を終え、新幹線で名古屋へ向かう。ホームに入ってくる車両はカモノハシのような形をしており、まあテレビなんかでは見たことがあるものの、実物を見るのは始めてであった。アッと言う間に名古屋駅のホームに滑り込み、ホームに下りたものの、さてどっちへ行けば今日の宿に着くのか、地図を見ながらの「おのぼりさん」状態であった。ホテルはじゃらんで予約した駅に近いビジネスホテル。朝食付きで4000円はかなり安い。部屋の分厚い窓を開けると、街のざわめきが一気に流れ込んできた。


翌日はホテルを遅く出、駅のロッカーに荷物を置いて身軽になった。デイパックひとつを背負い、さて名古屋ノスタルジックツアーの始まりである。地下鉄の改札口で地下鉄・バス一日乗り放題600円のカードを知り、さっそく購入することにした。今日は公共交通機関と歩きだけで移動するつもりだ。


「国際センター」で乗り、「庄内緑地公園」で降りる。ここからサイクリングロードをたどっていけば、ボクの実家へ行くことができる。日を背中に受けながら「庄内川」沿いの快適ロードをテクテクと歩いた。確かにボクの故郷の空気の匂いがする。ただ、遠くには中心街の高層ビル群がシルエットのように見え、ボクの記憶の中にある名古屋とは随分趣が違った。ボクはひとりの「旅人」であった。


二つ目の橋を渡ると、実家が近づいてきた。なんだかドキドキした。「矢田川」の堤防を降りると、「六所社」という小さい頃よく遊んだ神社が、昔と変わらずあった。神社の裏手に生えていた楠も、そのままあった。この木によく友達と登ったものだ。そのザラッとした木肌の感触が、たちまちボクを幼い頃に戻してくれた。


そして、すぐ近くの実家跡へ。そこには2軒の家がすき間なく建っており、昔の面影を偲ぶよすがもなかった。隣りも駐車場になり、近所の様子もすっかり変わっていた。「城北小学校」へと急ぐ。途中の「お福神社」もちゃんと存在していた。小学校への畑の一本道には、住宅がびっしりと建ち並んだいた。(続く)


写真は駅前の「スパイラルビル」と、六所社の楠に上るおざっち(撮ったげるがねー、と名古屋のオバチャンは親切だった)。
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# by ozawa-sh | 2008-01-05 22:44 | Comments(0)

フルート大好き!そのために感性を磨き、体力をアップし、日々努力。そんな毎日を書き綴っていきます。


by おざっち