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おざっちの笛吹き日記

ozatti.exblog.jp

2009年 08月 17日 ( 1 )

夏が来れば思い出す、、

今を去ること40年前、ボクは学生で千葉県の船橋に住んでいたのだが、夏休みになると自転車であちこちへツーリングに行った。名古屋の実家へは東海道や中山道・木曽街道で何度も帰省し、その足で南紀をグルッと回り、さらに四国へ渡った。時計回りに走り、ついには愛媛で金がなくなり、鉄道で輪行して帰ったこともあった。ユースホステルにも泊まったが、ほとんどがテント泊。時には小学校の体育館に泊めてもらったり、長距離便のトラックに備わっているベッドに寝かせてもらったこともある。ステーションホテル、つまり駅に何泊もしたことがある。


一番思い出に残っているのは、東海道を名古屋に向かって走っているとき、静岡に「草薙」というところがあるのだが、ここで日が暮れて今夜のテント泊に手頃な場所はないかと探していると、ビールを自転車の荷台に載せて配達しているお兄ちゃんに声をかけられ、泊まっていけと言われ、ビールケースが山積みしてある倉庫の中の狭い一室で一晩を過ごしたこと。その時初めて「人の親切」というものを身をもって知った。
北海道まで行くのに、三陸を走っているとき、やはり日が暮れて、小学校の体育館で泊めてもらえたことも、思い出。しかし、この時は地元の人達が祭の太鼓の稽古を深夜までやっていて、あまり眠れなかった。
北海道からの帰り、青函連絡船が青森に到着したのがすでに夕方で、市内の公園(合浦公園という名前やったなあ)に暗い中でテントを張った。朝、テントから顔を出すと、たくさんの子ども達がボクのテントを取り囲んでおり、「どんなヤツが出てくるんだろう」という顔でボクを見ていたことも懐かしい想い出である。


たいした道具も持たず、サイクリングしながら続けた旅。ボクの夏休みはこんな想い出に彩られた青春だった。
by ozawa-sh | 2009-08-17 21:21 | Comments(4)