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おざっちの笛吹き日記

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ニュー・ペダル

連休三日目。昨日のデュアスロンの疲れはまったくなかったが、やはり体をいたわって、今日は家でじっとしていることにした。最近はレースが終わったらすぐにアミノ酸を(VAAM)飲むことにしている。そのせいか、翌日の疲れ方が全然違う。天然成分だから、副作用はないと信じているが、さあどうだか。あと数年経って、なんらかの影響が出てこないとも限らないのがちょっと恐くはある。


午前中は最近また復活しようと思っているフルート演奏のために、個人レッスンの先生探し。ネット時代、何件かがヒットし、早速会社近くにある教室に問い合わせてみた。ボクを含め、一般サラリーマンがこういった教室に通うためには、通勤の行き帰りなどに立ち寄れる場所がいい。会社に近ければ昼休みに見てもらうこともできる。それと、どこかの芸大を出て、なにがしかのコンクールに優勝、みたいなハイレベルの先生でなくてもよい。ごく基本をちゃんと見てくれ、末永く気楽に通える教室でいいのだ。


なぜフルートをまた吹こうかとおもった理由はこうだ。その道で有名なフルート奏者、高橋成典さんという方と先日奈良で偶然出会ったからだ。大阪フィルを定年退職したあと、奈良市の北部、若草山を望む黒髪山という丘に、自分でホールを作ってしまい、時々演奏会もやっている。ボクはその前を偶然通りかかり、畑仕事をしている高橋さんに声をかけた。気よくホールの中を案内してくれた。脇の部屋には楽譜がぎっしり詰まった棚があり、彼の先生カール・ハインツ・ツェラーやオーレル・ニコレなどの写真やサインも飾ってあって、畑をやりながら、演奏活動もしているそのライフスタイルに「かっこいいー!」とシビレタわけだ。


そんなことで、早速30年前の楽器を取り出してみた。新宿のムラマツフルートで当時12万円で購入したもの。総銀製だが、ケースから出てきた楽器は銀特有の黒ずんだサビに覆われ、昔の輝きはなかった。穴をふさぐタンポンも劣化し、取り替えねばならない。しかし、とりあえずはその楽器があるだけましである。やってみようと思う。


午後からやはり少し走って積極的休養をするべく、MTBにまたがりNトレールを周回しようと出掛けることにした。しかしなぎさ公園は向かい風で気温も低く、おまけにやはり昨日の疲れが太ももあたりからジワーっと広がってきたので、急きょストラーダへ行くことに。ついでにディレーラーの調子も悪いので、店長に見てもらうことにした。


「エンドが曲がってますね」というのが店長の診断。さっそく器具を使って修正してもらうも、完全には直らず、しばらくこのままで乗ることにした。いつエンドを曲げたのか覚えがないが、時々チェーンが脱落するなどのトラブルが発生していたので、気になっていた。ついでにシクロ用のタイムのペダルを購入。MTBと共用していたので、レースの都度、付け替えなければならなかったのがこれで解消した。


帰宅してから、会社に出入りしているデザイン会社のsiwapuri君から借りた本、「ウェブ時代をゆく」(梅田望夫著/ちくま新書)を読みかける。退屈な本と思いきや、なかなかに示唆に富む濃い本である。が、たちまち眠気が襲い、一日が終わろうとしている。
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by ozawa-sh | 2008-01-14 21:02