2007年 12月 11日
インタビュー
仏教大学理事長、水谷幸正氏への取材を行った。在日韓国人の老人ホーム「故郷の家」(京都市南区東九条に来年竣工)建設のバックアップに関する広告を作るためだ。
理事長室にてお話を伺った。在席したのは、ライター、カメラマン(ボク)、営業、そして故郷の家の理事長である伊(ユン)さん。
80歳になるという水谷氏は、9回も北朝鮮を訪れたことがあり、韓国にも何回も訪韓している方。話が始まると、とにかくあっちこっちに話が飛び、これはライター泣かせだと思ったが、自ら「私の話はあっちこっちと枝葉末節が多くてすみませんなあ」と、なかなか話の面白い人であった。
「共生」ということを盛んに言われていたが、これは仏教の基本だとのことで、「お互いに助け合う」ということだそう。人種、宗教、国など、すべてを越えて人間がやっていかなければならない大切なことだと、とても力を込めて話されていた。ボクもカメラを構えながら、ファインダーの向こうの水谷氏の話に聴き入っていた。
正直、最初は単なる年寄りにしか見えなかった人だが、話が進むに従いグングンと魅かれる人であった。
話の最後になって、ボクの出身高校の創始者の名前が出てきてびっくりした。そういえば仏大もボクの出身高、東海学園も浄土宗系の坊さん学校。つながりはあるわけだ。インタビュー後に水谷氏にこのことを伝えると、一介のカメラマンとしてこの場にいたボクの名刺を改めて眺められ、「え、そうなんですか。これも縁ですなあ。実は私は東海の理事も兼任しているんですよ」とおっしゃられ、またまたびっくりしたのであった。
学校の外に出ると雨は上がっており、乗ったタクシーの中で印象深かったインタビューのことを反すうしていた。
理事長室にてお話を伺った。在席したのは、ライター、カメラマン(ボク)、営業、そして故郷の家の理事長である伊(ユン)さん。
80歳になるという水谷氏は、9回も北朝鮮を訪れたことがあり、韓国にも何回も訪韓している方。話が始まると、とにかくあっちこっちに話が飛び、これはライター泣かせだと思ったが、自ら「私の話はあっちこっちと枝葉末節が多くてすみませんなあ」と、なかなか話の面白い人であった。
「共生」ということを盛んに言われていたが、これは仏教の基本だとのことで、「お互いに助け合う」ということだそう。人種、宗教、国など、すべてを越えて人間がやっていかなければならない大切なことだと、とても力を込めて話されていた。ボクもカメラを構えながら、ファインダーの向こうの水谷氏の話に聴き入っていた。
正直、最初は単なる年寄りにしか見えなかった人だが、話が進むに従いグングンと魅かれる人であった。
話の最後になって、ボクの出身高校の創始者の名前が出てきてびっくりした。そういえば仏大もボクの出身高、東海学園も浄土宗系の坊さん学校。つながりはあるわけだ。インタビュー後に水谷氏にこのことを伝えると、一介のカメラマンとしてこの場にいたボクの名刺を改めて眺められ、「え、そうなんですか。これも縁ですなあ。実は私は東海の理事も兼任しているんですよ」とおっしゃられ、またまたびっくりしたのであった。
学校の外に出ると雨は上がっており、乗ったタクシーの中で印象深かったインタビューのことを反すうしていた。
by ozawa-sh
| 2007-12-11 22:21