2007年 11月 11日
チョキチョキな一日
かねてより気になっていた、道路に面した生け垣の剪定をすることにした。我が家の生け垣は「カイヅカイブキ」なのだが、好きだという理由で植えたわけではなく、家を購入し、アヤハで植木を品定めしていたら、一番安かった、というわけ。しかし、肥料や水など、なにもやらなくても、ちゃんと年中緑の葉を茂らせ、全くの手間いらずで、ボクのように庭いじりに興味のない人にオススメである。
ハシゴを道路にセットし、上ってチョキチョキと切り始めた。「木を見て、森を見ず」ということわざがあるが、意味合いが違うものの、一本の樹だけに気をとられていると、全体のラインが狂ってくるので、ハシゴを降り、少しうしろに下がって全体を見渡す。この繰り返しで横と上部を切っていく。近所の人が通りかかって、「きれいにしたはりますなあ」と声をかけてくれる。
2時間ほどで終わり、後片づけをして終了。昔なら、庭でたき火をし、焼き芋をしたものだ。すると近所の子が寄ってきて、そこで老若男女のコミュニティの輪が広がる、という連鎖があったのだが、今は指定ゴミ袋にいれてやるだけ。味気のないものである。
空にはやたらヘリが飛ぶ。天皇が「豊かな海づくり大会」のイベントに来ているから、その警備だ。近所の方の話では、琵琶湖の水中にもダイバーが潜って警備をしているとか。その労力、費用、環境に対するダメージを考えると、VIPが来るのも善し悪しであろう。
で、ストラーダに寄るついでに、天皇が泊まっている琵琶湖ホテルまで行ってみることにした。もちろんボクは環境のことを考えて、MTBで行く。しかし、びわ湖ホールあたりから柵がしてあり、ホテルを遠くに望むだけであった。仕方なくその場でUターン、近江大橋を渡り、ストラーダへ。橋の上にも制服を着た警備員が何人もおり、ハデハデなボクの姿は「怪しい人物」と映ったことであろう。(確かに怪しいが、、)
ストラーダで用事を済ませ、今度は散髪に行くことにした。すでに3カ月行っていない。しかし近頃めっきり髪が薄くなったので、どうも散髪屋は足が向かないのだが、もうガマンできなくなり、今日は決行の日である。
「ラッシャイ!」の声で、オレンジのジャージにピチピチパンツを着たヘンなおじさんを迎えてくれる。「あのー、全体に短く。、、すそを刈り上げてもらって、コメカミはあんまり切らずに、、、」と、残り少なくなった割には注文の多いおじさんは、大きな布で巻かれてまな板の上の鯉となる。担当(?)のおばさんはいつもは見かけない人。鏡に映る姿を見てみると、なんとなく上品そう。この人なら色々と注文を聞いてくれそうな気がした。案の定、すごく丁寧なハサミさばきで、出来上がりの髪型は、まさにイメージ通り。今度からこの人を指定しようかと思ったくらいだ。
かくして「チョキチョキ」な一日は、きれいな夕焼けと共に暮れていったのであった。
ハシゴを道路にセットし、上ってチョキチョキと切り始めた。「木を見て、森を見ず」ということわざがあるが、意味合いが違うものの、一本の樹だけに気をとられていると、全体のラインが狂ってくるので、ハシゴを降り、少しうしろに下がって全体を見渡す。この繰り返しで横と上部を切っていく。近所の人が通りかかって、「きれいにしたはりますなあ」と声をかけてくれる。
2時間ほどで終わり、後片づけをして終了。昔なら、庭でたき火をし、焼き芋をしたものだ。すると近所の子が寄ってきて、そこで老若男女のコミュニティの輪が広がる、という連鎖があったのだが、今は指定ゴミ袋にいれてやるだけ。味気のないものである。
空にはやたらヘリが飛ぶ。天皇が「豊かな海づくり大会」のイベントに来ているから、その警備だ。近所の方の話では、琵琶湖の水中にもダイバーが潜って警備をしているとか。その労力、費用、環境に対するダメージを考えると、VIPが来るのも善し悪しであろう。
で、ストラーダに寄るついでに、天皇が泊まっている琵琶湖ホテルまで行ってみることにした。もちろんボクは環境のことを考えて、MTBで行く。しかし、びわ湖ホールあたりから柵がしてあり、ホテルを遠くに望むだけであった。仕方なくその場でUターン、近江大橋を渡り、ストラーダへ。橋の上にも制服を着た警備員が何人もおり、ハデハデなボクの姿は「怪しい人物」と映ったことであろう。(確かに怪しいが、、)
ストラーダで用事を済ませ、今度は散髪に行くことにした。すでに3カ月行っていない。しかし近頃めっきり髪が薄くなったので、どうも散髪屋は足が向かないのだが、もうガマンできなくなり、今日は決行の日である。
「ラッシャイ!」の声で、オレンジのジャージにピチピチパンツを着たヘンなおじさんを迎えてくれる。「あのー、全体に短く。、、すそを刈り上げてもらって、コメカミはあんまり切らずに、、、」と、残り少なくなった割には注文の多いおじさんは、大きな布で巻かれてまな板の上の鯉となる。担当(?)のおばさんはいつもは見かけない人。鏡に映る姿を見てみると、なんとなく上品そう。この人なら色々と注文を聞いてくれそうな気がした。案の定、すごく丁寧なハサミさばきで、出来上がりの髪型は、まさにイメージ通り。今度からこの人を指定しようかと思ったくらいだ。
かくして「チョキチョキ」な一日は、きれいな夕焼けと共に暮れていったのであった。
by ozawa-sh
| 2007-11-11 18:12