2019年 02月 27日
音の連結
モイーズが書いた本の中で、一番有名なのが「ソノリテについて」だろう。ボクもこの中の「低音の柔軟性」と「アタックと音の連結」は、練習前に必ずやるようにしている。どちらも面白い練習ではないが、これをやるとその後にやるエチュードや曲が滑らかに吹ける(ような気がする)。今日は高音のFisを基音とした練習だったのだが、フルートで一番出しにくい音がFis。しかも音程が高くなりやすく、音質が薄っぺらになりやすいという、やっかいな音なのである。これを改良したフランス製のフルートもあるらしいが、まだ出回っていない。
曲の中で、いきなりFisで始まると、本当に緊張する。なので、ソノリテのような練習を充分にやって、感覚を掴んでおかねばならない。
by ozawa-sh
| 2019-02-27 21:46