2018年 04月 08日
リーフレック
最近というか少し前から、「リーフレック」というパーツが、管楽器奏者の間で話題になっている。オランダ発の商品。ご覧のような「ヘラ」みたいな金属製のもので、フルートに限らず、サックスやクラリネットにも付けられる。フルートであれば頭部管と胴部間の間を橋渡しするようにして、専用のバンドで留めるようにとりつける。
リーフレックの効果は、音の響きや音量を増幅させる効果があるんだとか。金・銀・銅など、材質が色々あり、それぞれに異なった効果が得られるらしい。おそらく、接合部での音エネルギーのロスを少なくするためのものだろうと思われるが、果たして本当に効果はあるのだろうか。ネット上で見る限り、否定的な意見は見当たらない。
しかし、頭部管と胴部管は、ボクの持っている楽器だと、約40ミリで繋がっており、しかも密着しているから、エネルギーのロスというのはほとんど無いような気がするけど。それを越えるなにかがあるのだろうか。「試してみたら、効果があった」みたいな主観的なことではなく、もっと音響学的な検証を知りたい。
楽器を組み立てるたびに、これを取り付けるのも面倒な気がする。でも、それだけ効果があるというのなら、一度使ってみたい気もする。う~む、エミリー・バイノンさんも付けてるぞ。
by ozawa-sh
| 2018-04-08 22:46