2018年 03月 05日
楽譜が読めない人
これだけフルートをバリバリ吹いているのに、ドレミで言えない人。それがボク。かろうじて、ドやソ、ミぐらいならすぐどこの線にあるのか言えるけど、その他の音をすぐに言い当てることができない。「はい、そこのミ・ファ・ラの次から吹きましょう」と言われても、すぐに分からないから困るときがある。なので、「何小節目ですか?」と質問しなければならないことがしばしば。
思うに、やはり小さい頃からドレミで音楽に親しんでいなかったことがひとつあるのではないかと思っている。「蝶々」などの曲をドレミで歌うような訓練をしていれば、今これほど苦労しなかったかもしれない。ほんの五線しかないのに、いつまでたっても覚わらないのは、ナゼなんだろう。
そんなボクが、フルートを吹くときは、音符の位置と運指の形がリンクしている。ソであれば、左手の薬指を押さえると、反射的に覚えている。普通の人はどうなんだろう。
まあ、それ以外にも、この曲は何調ですか?と聞かれても、「え~っと、シャープが三つ。トニイホロヘだからイ長調」と答える始末。ドからミまでが「三度」というのも近頃知った事実(笑)。別に、三度ということを知らなくても、フルートは吹けるから、困ったことはないのだが、やはりそこは音楽をやる身としては知っておきたいところ。
ということで、数年前に買って挫折した「楽典入門」をひっくり返して読むようにしている。しかし「長三度、短三度」のあたりから理解が怪しくなり、おまけに眠たくなってきて、いまだに前へ進んでいない(笑)。
複雑な交響曲を書く人間って、すごいなと改めて思う。
by ozawa-sh
| 2018-03-05 23:22