おざっちの笛吹き日記

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篠笛

いつもフルートを練習している部屋に、一本の篠笛が置いてある。会社の先輩からいただいたもので、奥さんが篠笛をやっているのだとか。漆もなにも塗っていないようなので、温度や湿度をちゃんと管理しないと、割れてしまうことがあるそうです。裏になにやら銘が烙印されていて、なんだかかっこいい。

日本の笛には、大きく分けてみっつあります。
●雅楽で使う「竜笛」
 宮内庁の雅楽演奏なんかで「越天楽」をヒュ~~イと吹く、あの笛ですな。
 天理市の商店街を歩くと、この笛が売られていて、ボクも欲しいなと思ったことがありますが、結構お高いです。天理教の祭祀で使うのでしょうか。
●能で使う「能管」
 この笛は、吹くのがとても難しいそうで、ドレミの音階とは無縁の調を持ち、とてもじゃないけど合奏なんて無理だそうです。
●お祭などでおなじみの「篠笛」
 こちらは庶民的な笛で、ポップスなども吹けてしまうそうです。上に挙げた笛は、内部に漆を塗り、籐がぴっちり巻かれていますが、篠笛は素の竹に穴を開けただけ。籐も巻いてあるけど飾りとしてではなく、必要最小限って感じです。

たまに袋から取り出して吹いてみるのですが、フルートとはまた唇の形を変えないと音が鳴りません。また、鳴ったとしても風音が大きく、芯のある音が出ません。祭囃子を聞いていると、しっかりした音で鳴っています。フルートが吹けるからといって、篠笛がすぐに鳴らせるわけではなさそうです。

以前、地元の大津祭を見に行ったとき、法被の背中にこの篠笛を差している人たちがいて、「カッコいいなあ!」と思いました。頼んで吹かせてもらったら、そのときは結構音が出て、「フルートやってるもんですから、、、」なんて自慢たらしく言いました。

和笛の製作者の本を読んだことがあるのですが、和笛は非常に鋭い音が出るので、窓ガラスが割れることがあるそうです。ちょっと信じられない話ですね。
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by ozawa-sh | 2018-02-07 23:46 | Comments(0)

フルート大好き!そのために感性を磨き、体力をアップし、日々努力。そんな毎日を書き綴っていきます。


by おざっち