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おざっちの笛吹き日記

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東北の旅 三日目 四日目

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蔵王エコーラインを仙台側へ戻り、刈田園地へ行く。湿原に設置された遊歩道を歩いたのだが、両側には今チングルマが満開。その他の花もたくさん咲いていて、まるで天国のよう。死んだら、こんなところに行きたいな(笑)。
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ここにはペンションビレッジがあり、その中の一軒で石窯ピザを食べさせてくれるとのことで、ここで昼食とする。ピザが焼き上がるのを待つ間、ハンモックで昼寝。セミの大合唱の中で揺れるハンモックは最高の寝心地だった。
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さて、蔵王に戻り13号線で北上。今日の宿、鳴子温泉を目指す。鳴子はこけしで有名。途中何カ所か立ち寄っていく。まずは将棋の駒で知られる天童市なのだが、温泉でも知られている土地。道の駅にも足湯がある。
さらに、山形市に入ったので、山形城を見ていくことにした。この城は別名「霞城」とも言うのだが、天守閣はない。
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この城跡にある「旧済生館」。ここは、旧山形県立病院とのことで、建物が明治初期のもので、中は展示室になっており、医療関係の様々な道具や資料が展示されており、面白かった。
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鳴子温泉の宿へ 部屋の中に入るとボクの苦手なブ~ンという音。上階が大浴場なので、モーターの音が。かなり大きな音だったので、部屋を換えてもらったら、狭い和室から和洋二部屋あるランクアップした部屋になった。変な音もせずクレームをつけて良かったと思った。しかし、過去にもこういう異音のする部屋に泊まったことがあるのだが、ホテル側として、こういうことをチェックしないのが不思議でしょうがない。客に気持ちよく泊まってもらうのなら、当然静かな部屋を用意すべきだろう。

最終日。鳴子では芭蕉の歩いた「奥の細道」を歩いてみた。鳴子の近くに、「尿前(しとまえ)」という関所跡があり、この付近に奥の細道が残されている。ここを芭蕉も歩いたかと思うと不思議な感じがする。レンタカーの返却時間が迫ってきて、仙台市内の青葉城を見たかったのだが、あきらめた。
レンタカーを無事に返したのだが、すごく燃費の良い車で、リッター20キロくらい走った計算になるのにはビックリ。台風が来ていたので心配していたのだが。仙台空港から大阪へ飛ぶ。

初めての東北の旅。会う人会う人、皆さん優しく接してくれ、食べものも美味しく、温泉も豊富だし、思い出に残る旅となった。
by ozawa-sh | 2013-06-16 19:55