おざっちの笛吹き日記

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久しぶりに本を買った

明日はお休み。仕事帰りにJEUGIAへ行った。フルートのブログ仲間(?)である、ラブフルさんという北海道在住の方のブログに載っていた≪フルート奏者ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと ~演奏家のためのボディ・マッピング≫という本がとても気になっていたので、どんな内容なのかを見るためだ。あわよくば買って帰ろうと思った。
パラパラとページをめくってみると、楽器を吹く時の体の使い方とか、筋肉や骨のことなど、「ターヘル・アナトミア」顔負けの解剖学的なことまで書いてあった。かなり面白そうな本だと思ったが、結構なお値段だったし、「なにもそこまでしなくても笛は吹ける」という気がしたので、ためらった後買うのをやめた。
その代り買ったのが、パリ管の首席奏者だったミシェル・デボストが著した「フルート演奏の秘訣」という本。上下二巻あったが、思い切って二冊とも購入してしまった。高い本だったのでかなりためらったのだが、「ロードのタイヤより安いわい!」と自分を納得させてレジへ持っていった。
内容はフルーティストならとても興味のあることが多く含まれている。電車の中で読んだ範囲でちょっとだけ紹介してみよう。
チューニング(音合わせ)について。
「演奏中にヴィブラートをかけて演奏するのだから、ヴィブラートをかけてチューニングすること。多くの人たちの賛同を得られないことは知っている。ヴィブラートはピッチの抑揚であり、いろいろな仕方で響きに影響を与えるというのが私の論法である。まっすぐな音は低く生気のない音に聞こえて、その結果高めにチューニングしてしまう。フルーティストには基準音に比し高いほうよりも低いほうに多くかける人と、その逆の人がいる。それぞれの音の響きにはそれ独自の芯がある。よくすわった音は、つねにより正確に聞こえる。ときどき、われわれの出す音の芯の響きが多少とも明るかったり暗かったりするため、高すぎたり低すぎたりたりしているように感じることがあるが、そのことが演奏中、他の楽器との音程合わせに影響してくる」
など、ちょっと直訳的なところもあって「?」と思うこともあるが、言っていることはとても示唆に富んでいる。技術的なことだけでなく、心理面でのアドバイスもたくさん含まれた内容なので、これから読み進めるのが楽しみだ。

それにしても翻訳本って、あまりに正確に翻訳しようとするのか、よく分からない日本語になっていることがあるなあ。
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↑JEUGIAへ行く途中で「便利堂」の前を通る。店内にはコロタイプ印刷の美しい美術書や絵画複製などが置いてあるので、是非お立ち寄りください。(三条富小路上ル)
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by ozawa-sh | 2011-11-01 22:03 | Comments(0)

フルート大好き!そのために感性を磨き、体力をアップし、日々努力。そんな毎日を書き綴っていきます。


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