おざっちの笛吹き日記

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日本フルートコンベンション 最終日

コンベンション最終日。びわ湖ホールと隣のピアザ淡海にいりびたりの一日だった。色々なコンサートが重複しているので、どれを選ぶのか、非常に悩ましい。どれもこれもが聞いてみたいものばかりで、本当に悩む。

まず朝一番に参加したのは、「バス・コントラバスフルート大集合」。自分の楽器を持って参加できるプログラムで、東京フィルの斎藤和志さんが講師を務める。受付へ行くと、「星に願いを」の譜面を渡され、場内へ入った。てっきり最初から最後まで楽器の吹き方などのレクチャーを受けられるものとばかり思っていたが、バスフルートの特殊な演奏方法や斎藤さんの模範演奏が大半で、最後にようやく自分の楽器を吹くことができた。「じゃ、楽器を組み立ててください」ということで、約15名ほどが大きな楽器を組み立てる。3つのパートになっていて、ボクは2番目を吹いてみようと思った。斎藤さんの手が振り下ろされ演奏開始。ところが、皆さん遠慮しているのか、ボク一人だけが吹くことに。そしてようやく途中から他のパートもかぶさってきて、それまでボクは冷や汗を出しながら演奏していた。なんせこんなプログラムに参加しようかという人は、かなりやっているいる人ばかりのはず。そんな中でまだ初心者のオレが吹くか~!? あ~、いきなり緊張したぞ。
斎藤さんの話とても面白く、来た人は笑いの渦。参加してよかった。

駆け足でびわ湖ホールの中ホールへ。全国のフルートアンサンブルが次々に出場するイベントをやっている。ちょうど宝塚と岡山のアンサンブルを聞く。レベルが高い。

途中で退席し、再びピアザ淡海へ。パウエルのショーケース(メーカーのPRを兼ねた演奏会)でフランスのマクサンス・ラリューが登場する。70歳を越えいまだ現役のカリスマフルーティストだ。ボクが学生の頃、すでにランパルと並ぶ名演奏家の名声を得ていた。このラリューが、日本の一流演奏家と四重奏をする。まあとにかくフランスのエスプリと言うか、柔らかい音色がすばらしい。パウエルの19.5金を使っていたが、ベンツ2台は買えますね。いやいや、そんな問題じゃなくて、やはり音楽性の問題。聞いていると、なんというのか、自分の耳が薄い膜で覆われるような、そんな不思議な感覚に襲われる。
これが終わって、すでに1時。この後も続々とすばらしいプログラムが続くのだが、さすがに腹が減った。パルコの食堂街へ走り、チャンポンを食べ、大急ぎでびわ湖ホールへ走る。

今日、どうしても聞きたかった、高木綾子さんのコンサートだ。なんせ、様々なコンクールを総なめ。CDも売れている。今を時めく実力とルックスの両方を兼ね備えたプレーヤーだ。行くと、さすがに長蛇の列。ワクワクして開演を待つ。拍手と共に登場した高木さん。あれっ、お腹が大きい。そういえば現在妊娠しているという話を聞いたことがある。
で、演奏は? いや~、もう「すごい」としか言いようがない素晴らしさ。力強い音は男性顔負けである。テクニックも素晴らしい。堪能しました。

今度は再び中ホールへ移ると、アンサンブルの最終組の演奏中だった。名古屋芸術大学のアンサンブル。ほとんどが女性。黒一点の男性ピッコロが目立っていた。

またまた小ホールへ移動。ハアハア。疲れてきたぞ。
白尾彰さんのリサイタルだ。白髪で貫録あるなあ。白尾さんも東京芸大出。ほとんどの演奏家が東京芸大を卒業している。
娘がピアノ伴奏し、ドビュッシーやドップラーを吹く。オーソドックスなスタイルに好感が持てる。ボクが先日演奏したC.P.E.Bachのa-mollも演奏したけど、やっぱり全然違うわ。あたりまえか、、、。
ここで午後5時。夕飯をどこかでと思ったが、時間がなく、最後のコンクールの表彰式と賞をとった人たちのコンサートを大ホールで聞く。ピッコロ部門で優勝した新村理々愛さん。彼女はもう天才ですね。すごい!!まだ高校生なのに、完璧な演奏をする。プロも真っ青。聞き惚れる、というのはこういうことを言うのかと思う。
最後は招待された3名の海外演奏家のステージ。一番最後のトリは、先ほどのラリューだったが、アンコールにやった曲が素晴らしかった。こうなるとカリスマをさらに越えて、神様だね。

朝から晩までフルート漬けの一日。再来年は高松で開催されるとのことだが、ボクは行くかも。
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Commented by すとん at 2011-08-22 22:52 x
 フルートコンヴェンションって楽しそうですね。私は行った事なんです。前回は川崎でやっていたのですが、ある人から誘われたんだけれど、日程が合わなかったのと、よく分からなかった事もあってパスしたのだけれど、行っておけばよかったかな?

>再来年は高松で開催されるとのことだが

 全国をグルグルまわって開催されるイベントみたいですね。首都圏にもいずれ帰ってくるでしょうから、そうしたら、ちょっと考えてみるかな。

Commented by おざっち at 2011-08-23 21:38 x
すとんさん>私も今年初めて行きました。最初は、「チケットが高いなあ」と思っていましたが、内容を知ると、「これは安い。是非行かねば」と思いました。1日券が1万円ですが、これだけ色々な演奏を聞くことができれば、十分元はとれます。いずれ東京でもやる可能性大だと思いますので、チャンスが是非行ってみてください。
by ozawa-sh | 2011-08-22 00:05 | Comments(2)

フルート大好き!そのために感性を磨き、体力をアップし、日々努力。そんな毎日を書き綴っていきます。


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