2011年 04月 08日
御所西界隈
京都は、どこをとっても歴史の宝庫。烏丸通に沿って丸太町から今出川の手前までをブラブラ歩いてきた。実は日曜日のJOY BIKEの下見(お茶するところ)のためだったのだが、37年通った会社のすぐ側だというのに、改めてたくさんの見所があることに驚いた。まずは京おんなさんからの情報でリストに挙がった「虎屋茶寮」へ行ってみた。烏丸通から少し奥へ入った所に喫茶の入口があり、端正な店構えに一瞬気後れしたが、話しを聞くために石畳から奥へ入ってみた。本棚の向こうに喫茶があり、実に落ち着いた雰囲気。しかし全体にお値段が高めなので、ちょっと寄るという雰囲気ではなさそうだ。しかも現在御所の一般公開をしているので、当日はかなり混みそうという話し。その裏手には味噌屋さんがあったりして、京の風情を残した一帯となっている。
店を出てしばらく南下すると、「金剛能楽堂」があった。その南が「府民ホールアルティ」。
「平安会館」「KBS京都」「ガーデンパレス」を過ぎると「護王神社」が見えてくる。門前には狛犬ならぬ狛猪が。「足腰に効く」というので、サイクリストの端くれとしてはお参りしておかねばならないと思い、中へ入ってみることにした。この神社は和気清麻呂にゆかりがあり、いつ創建されたかもはっきりしないほどの古社。境内はかなり広く立派である。日本の国歌にも歌われている「さざれ石」がドデンと置いてあった。境内の片隅にはお約束のお札販売所があったのだが、そこにはお茶できるところがあって、どうやら500円で抹茶とお菓子が楽しめるらしい。「ちょっと一服」という雰囲気なので、おそらく回転はいいだろう。歴史も学べるし、JOY BIKEの休憩所として、即決定!いいとこ見〜つけたっと!
実はそのすぐ南側に「播磨屋本店」があり、ただで菓子やジュースを食べられるのだが、すごい人(ほとんどがオバチャン)なのでこちらは敬遠。さらに南下すると「大丸ヴィラ」がある。この建物はメンソレータムの創始者ヴォーリーズの設計になるものだ。
そしてようやく会社到着。短い時間だったが、小さな旅でもした気分だった。
by ozawa-sh
| 2011-04-08 23:02