おざっちの笛吹き日記

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モニターツアー

「アウトドアスポーツで、この地域を活性化したい」という主旨で行われた「京都府中丹地域スポーツ観光モニターツアー」。中丹地域というのは綾部・福知山・舞鶴などを含む地域を言うのだが、中心には由良川が流れ、なにかアウトドアスポーツという切り口から地域起こしをしたいということらしい。このイベントの主催は京都府中丹広域振興局という、府の出先機関であり、それをウチの会社が後援するという形で業務を請け負ったということだ。そして事務局がボクのいる職場の隣ということで、担当者がボクに人集めを相談してきたというわけである。それで、ボクが今までやてきたカヌーや自転車の人脈(?)のつてで、できるだけの人に来ていただくことになった。まあ、ボク自身、こういうことにはとても興味があり、自分自身も自転車で走りながら、この地域の魅力を探ってみることにした。


早朝、ストラーダに集合し、途中からもエミコさん達と合流、一路西へ走る。亀岡から向こうは霧が発生し、その中を走った。
2時間ほどで綾部の白瀬橋たもとに到着。早速自転車をデポする。すでに主催者側も来ている。まずは時間どおり全員が揃うかどうか心配だろう。我々はゴール地点のグリーンロッジへ向かい、車を置きに行く。片道だけで40分くらいかかっただろうか、最後の方は延々とつづく上り坂で、自転車はこれを最後に上らねばならない。ここから回送バスに乗り、再び白瀬橋へ戻る。
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カヌーに参加のYマダさんも到着しており、ホッとする。また、我々以外の参加者も続々とやってくる。依然として霧が立ちこめていたが、うっすらと太陽が透けて見えるから、今日は快晴が予想された。天気が良ければこのイベントは半分成功したも同然だろうとひと安心。開会式が始まる。主催者側が前に並ぶ。参加者は約35名。学生もおり、年齢層がうまく広がって良かった。若い人の意見も必要だ。


このイベントに参加することに決めてから、ボクは色々とこの地域について調べたが、それほど有名なスポットというのはなく、概して地味なエリアだということが分かった。しかし、さらに見ていくと、なかなかユニークな場所や物件があり、こういうローカル性の高いものを重点的に見て歩くことにした。最後に写真と共にレポートを提出しなければならない。


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全員がゼッケンを付け、いよいよスタートが切られた。ボクはまず本社が綾部にあるグンゼの展示館へ行くことにした。蔵の中に展示されている織り機や、ストッキング、その他たくさんの関連機械を、大急ぎで見て回ったが、ほとんど記憶に残っていない。
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↑あ、これだけ覚えてます(笑)サワサワ!
再び白瀬橋に戻り、本格的に由良川に沿って走り始めた。その頃には快晴の空が広がり、土手の上を気持ちよく快走する。前方にストラーダの仲間が見えてくる。皆いつもと違ってゆったりと走っている。やがて「私市(きさいち)古墳」が見えてくる。しかしここは皆がチェックポイントとしていると思い、パスして次へ急ぐ。
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福知山市街にかかる音無瀬橋に到着。ここはチェックポイントとなっており、同時に昼食をもらえる。気持良く視界の広がる土手で、皆とオニギリを食べる。遠くには福知山城も霞んでいる。ボクはここから橋を渡り、市街へ入ることにした。対岸の旧市街にある、「治水記念館」へ行くためだ。趣のある町並みの一角にそれはあった。中へ入ると、水害の歴史が分かるような様々な展示がしてあった。ほとんど毎年川が氾濫し、4メートルくらい上まで水が来たこともあったんだとか。ひとりのオバチャンが説明してくれたのだが、なんと谷垣禎一元財務大臣の従姉妹にあたる人なんだとか。こんな偶然の人との出会いが面白いと思い、レポートに書くことにした。
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堤防の上をさらに北へと走る。日本海で出るまではほとんど見所が無いのだが、由良川に沿った府道が、車も少なく、美しい景色の中を快走する。途中で参加者の外人に追いつき、しばらくしゃべった。アメリカから来ているカークという人だった。再びストラーダに追いつき、神崎の折り返し地点に到着。ウチの木村君がチェックポイントとして立っていた。いつもは同じフロアで仕事をしている仲間なので、なんだかこんなところで彼の顔を見るのが変な気がした。今回のイベントは彼が中心になってやっている。


ボクはひとりで「ホフマン窯」を見に行くことにした。
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写真のようなレンガを焼いた炉の跡で、煙突には紅葉しかけたツタがからまり、なかなか風情のある風景だった。さて、ここから再び福知山へと帰る道となる。ストラーダの仲間と走る。みんなにはこのイベントに参加してもらうようお願いしているので、なんとか気持良く走ってもらいたい。


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八雲橋を渡り、対岸の国道を走る。交通量がやや多い。やがて「めがね橋」に到着。疎水を設計した田辺朔郎が設計したもので、橋には彫刻なども施されたお洒落なもの。一帯は小さな公園となっていた。ここも十分人を呼べるポイントだと思った。ロッジへの長い坂をひたすら上る。さきほど食べた美味しい最中がエネルギー源。前方にononoさんとI松さんの姿が。ロードを始めてまだ間もないI松さんは、かなり疲れているようで、その日一緒に風呂に入った時、両足とも太ももが痙攣し、真っ裸で風呂のタイルの上で悶絶。今でもその姿が忘れられない。その晩は12時間の睡眠をとることになった。


夕食に全員の姿が揃う。思った以上に美味しい料理が出され、ボクも声をかけた責任上ホッとした。主催者も交え、色々な話が出て面白かった。その後ミーティングが行われ、今日走って感じたことなど活発な意見が交わされた。なかなか面白かった。撮った写真をパソコンに取り込み、明日のレポート提出に備える。
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早朝、バスで雲海を見に行った。ここは大江山の麓になるのだが、この時期、雲海が名物らしい。展望台にはすでにたくさんの人達がいた。眼下には多島海を思わせる雲海が広がっていたが、ベストではないらしい。気温は6度とのことだった。宿に戻り、朝食後レポートの時間となった。さてどうしよう?ボクは結局、「治水記念館で出会った地元のオバチャン」「ホフマン窯の寂しい風景」そして「めがね橋の意外な設計者」という3点について書き、最後に昔旅したドイツの観光事情に触れながら、提案をすることにした。目立った観光スポットはないものの、潜在的に価値のあるものが点在していることを強調し、これをうまく繋いで自転車やランニング、カヌーで巡れば、十分人を呼べる地域になる可能性がある、と結んでおいた。


玄関の前でレポートの審査発表があった。するといきなりボクの名前が呼ばれ、優勝だという。これにはビックリした。事前に下調べをして、色々と資料を用意したのだが、これらを下敷きにして自分なりの体験を交えて書いたことが評価されたのかな?2位と3位は学生さんで、オジサンが真ん中に立っているのはなんとなく変な感じがしたが、まあ悪い気分ではなかった。副賞にこのロッジの無料宿泊券を貰ったが、またここまで泊まり来るのも大変だなあ、、。
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Commented by ママチャリライダー at 2010-11-07 22:20 x
お天気に恵まれ心地よい25km(やや、強がり?)でした。お誘いいただきありがとうございました。2日続けて早起きしたので今夜は爆酔ちゃう爆睡します。
お疲れ様でした。
Commented by たっちゃん at 2010-11-07 23:14 x
行きたかった!!どうしても変更できない用事と重なってしまい、残念でした。
やはり、ブログをまめに書いていることが優勝に繋がったのですね。
Commented by ビワゴン at 2010-11-07 23:21 x
ホントに天気の良い二日間でしたね。宿泊券ゲットおめでとうございます。Y田さん、帰りに伊根まで海鮮丼を食べに寄ってくれはり、1位の件お聞きしました。
お疲れさまでした。
Commented by ぽっと at 2010-11-08 06:21 x
僕の田舎を紹介していただき有り難うございます(笑

ほんとうに何もないわけじゃないですが、インパクトが薄く、交通の便も悪く、伊太利亜南部のような雰囲気を醸し出してると、常々思います。

ですが、あののんびりとした風景。
観光施設のなさにいつも癒されます。
Commented by onono at 2010-11-08 10:28 x
お疲れさまでした。 楽しく2日間を過ごせました。I松君の悶絶は予想外でしたが彼も喜んでいました。個人練習でも付き合って隊長に遅れをとることなくいくようにアシストしていきますのでまた遊んでくださいね。
Commented by おざっち at 2010-11-08 19:31 x
ママチャリライダーさん>ほぼフラットなコースだったし、天気は丁度よい感じだったし、宿もまずまずだったし、楽しかったですね。来年またやるかどうか不明ですが、またこんなイベントがあれば参加したいと思いました。
Commented by おざっち at 2010-11-08 19:33 x
たっちゃん>所用で不参加、残念でした。自転車であっちこっち行き、ブログに書いていることで、少しは文章力がアップしたのかもと思います。
Commented by おざっち at 2010-11-08 19:35 x
ビワゴンさん>宿泊券は、一体いつ使うことやら、、。カニでも食べにいく時使いますか。
Commented by おざっち at 2010-11-08 19:38 x
ぽっとさん>あ、ぽっとさんの故郷は、あのあたりだったのですね。イタリアの南部の雰囲気、、ですか!? うーむ、ボクにはよく分かりませんでした。
でも、観光施設がなーんにもないところが、魅力なんですよ!
Commented by おざっち at 2010-11-08 19:41 x
ononoさん>思った以上に楽しいイベントとなりましたね。内容も濃かったし、心身ともに充実した遊びができたような気がします。I松さんには、また一緒に走りましょう、とお伝えください。
by ozawa-sh | 2010-11-07 21:17 | Comments(10)

フルート大好き!そのために感性を磨き、体力をアップし、日々努力。そんな毎日を書き綴っていきます。


by おざっち