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おざっちの笛吹き日記

ozatti.exblog.jp

お試しレッスン

以前習っていたフルートの先生とは、今年の初めくらいに一応終了したのだが、やはり個人レッスンを受けた方がいいと、痛感していた。現在所属しているゼフィルはとても楽しいし、この先もずっと続けていくつもりだが、やはりアンサンブル全体の指導がメインとなるので、各個人の基礎的なレッスンは別個に習った方がよいと感じていた。
そんなことで、新たな先生を探していたのだが、JEUGIAの張り紙で見た山村有佳里先生という方に習うことにした。今日は無料の30分お試しレッスンだった。ブログもずっと見ており、とても面白い内容で、なんとなく惹かれるものがあった。そして思い切ってメールでコンタクトをとり、今日の運びとなった。幸い会社から歩いて10分の距離に教室があり、仕事帰りにも丁度いい。会場のすぐ近くに、以前よく行っていた自転車ショップがあり、何度も前を通っていたことになる。


定時に仕事を終え、昼間の残暑が残る竹屋町を西へ歩く。画廊1階に教室があり、ガラス越しにそっと中を覗いてみると、先生がペコリとお辞儀をされ、ドアを開けた。冷房の効いたシンプルな部屋の片隅にはピアノが目に留まった。「初めまして!」と挨拶をする。ブログの写真よりずっと綺麗な方だった。すごい経歴の持ち主だということが分かっていたので、気後れしていたのだが、実際に会ってみると非常に気さくな感じで、すぐにうち解けることができた。ウチの会社に同期の知った人がいるとのことで、ボクも一緒に仕事をしたことがあると、大盛り上がりとなった。また、ウチの社屋の中にJEUGIAがあった頃、ここで初めてフルートのレッスンを受けたのだとか。京都に来てから、こういう偶然の縁みたいな話がたくさんあったのだが、またまたビックリの展開となった。


で、話は一旦終わり、今度の発表曲を吹いてみる。しかし、ここ数日色々と忙しくてサボっており、しかもいきなり音を出すことは難しい。それでも精一杯吹く。続いてピッコロ。「ソ」以上の高音が出ないことが悩みの種だったが、先生のアドバイスをもらい今後の練習の参考にすることに。すごく的確なことを言ってもらえるので、非常にためになった。「笑った時、上のくちびるのラインが真っ直ぐで、フルートを吹くのにピッタリの口ですよ。音もとても良い音をしておられます」と言われ、うれしかった。


30分のお試し時間のはずが、1時間近くになってしまった。そしてボクは「この先生なら!」と確信し、正式に生徒になることを決心した。テクニック、音楽性、情熱とユーモアと気安さなどが程良くバランスのとれた先生だと思った。あ、レッスン代もリーズナブルだし、、、。
by ozawa-sh | 2010-08-09 22:27