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おざっちの笛吹き日記

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平日MTB練

今日は仕事が休みの日。ゆっくり寝ていると、遠くから「ゴゴゴー!」と地鳴りの音。「来る!」と思って咄嗟に身構えると、グラグラと揺れた。枕元の目覚ましは6時20分を指していた。たいした地震じゃなくてよかったー。このあたりは近くに「花折断層」という、いつ地震が起こっても不思議じゃない危険な活断層があるから、いざという時に備えておかねばならない。緊急の時に使えそうなものをバッグに入れて、階段に吊してあるのだが、中にナニを入れたのか忘れてしまった。一度点検しなければ。


久しぶりにMTB練へ行くことにした。気温はグングン上がり、直射日光もきついので、日焼け止めを顔や手足に塗ってでかける。できるだけ木陰を選んで走る。
大津港には、学習船「うみのこ」が停泊していた。
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いつもの峠には水が湧いており、全身にかけ、いよいよ山の中へ入る。展望台に到着。琵琶湖が眼下に広がる。ここには三角点があるのだが、山名を書いた標識の裏に、この山が「旗振山」だったと書いてあった。つまり昔ここで狼煙や旗などの方法によって隣の山へと伝達する、ということが行われていたのだ。先日読み終わった「朝鮮通信史」に関する本の中に、日本人の情報伝達の速さに驚いた、という朝鮮側の話しが書いてあったが、全国に張りめぐらされたこうした情報伝達網の拠点のひとつが、身近にあるとは興味深い。


山を下りたところには「高観音」通称「近松寺(ごんしょうじ)」がある。浜大津を一望できる高台にあるのだが、調べると、ここへは江戸時代に浄瑠璃作家の近松門左衛門がしばらく逗留したとある。武士の道を捨て、演劇の世界に入った人。
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今日は一気に走らず、先日のけいはんなのリハビリも兼ねてゆっくり走ったわけだが、いつものコースを細かく見ていくと、なかなか面白い歴史が隠されていることがわかって興味深い。
さて、今日はまだ半日残っている。午後からシダックスでfl練だな。おっと、その前に昼寝。
by ozawa-sh | 2010-07-21 13:31