おざっちの笛吹き日記

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表千家

北山通りをちょっと入ったところにある、表千家へ。もちろん仕事である。毎年やっている茶道具の展示会の告知広告の打ち合わせ。北山通りのおしゃれな店が並ぶあたりから、ふと裏通りに入ると、そこには石造りの立派な建物がある。通用門から営業の女性と一緒に入る。シンと静まりかえった建物の中の一室に通され、担当者と打ち合わせ。今年は「茶釜」の展示をメインにやるとのこと。広告に使うデータをもらい、だいたいのイメージを聞いてくる。一通りうち合わせが終わると、あとは雑談。担当者の人が話好きで、お茶に関するこぼれ話などをとりとめなくしゃべる。その内容が面白くて、おもわず引き込まれてしまう。


茶席で湯を沸かすのは、元々別室でやっていたのだが、千利休がそれを茶席に持ち込むようにした。すると今までの大きな茶釜というのは、狭い茶室で使うには大きすぎるし、夏などは暑くてたまらない。したがって一定の大きさを決め、小型化したそうな。その小さくなった茶釜はやがて装飾化され、鑑賞の対象になったのだとか。


茶道は持てなしの心を大切にする。ある茶人の茶会にまねかれた千利休は、門の前に落とし穴があるのを発見するが、相手の気持ちを汲んでその落とし穴にワザと落ちてやった事があるのだそう。どうして「落とし穴」なのか分からないのだが、そこが茶の奥深いところ(?)。


ある茶人が茶会を催したところ、思いがけなく利休がその席に来ており、あまりに相手が有名人だったため、茶を出す時に手が震えてしまい、茶をこぼすわ、茶碗を置くときにカチャカチャいわすわで、散々なことになってしまった。しかし、あとになって、利休の弟子が、「今まで一番心に残った茶会は?」と師匠に問うたところ、この茶会だと言ったという。「私を心からもてなそうとした気持ちがよく伝わってきたから」と答えたという。


いやいや、茶の道も奥深いもんです。
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Commented by ぽっと at 2009-08-11 00:00 x
つい最近まで大河の話題で中心になっていた利休さんのことですね??

とある夏の音楽祭でこちらの出版社の社長さんとご一緒させていただきました。

もてなしの心。

なんとも奥の深いものですね。。。

Commented by maka at 2009-08-11 14:02 x
私も表千家で習ってます。
初めて聞くお話~面白かったです。
Commented by じゃねっと at 2009-08-11 23:46 x
うわ~いいなあ♪そんな仕事もされてるんですね~。
最近お茶モードなワタシにゃ興味津々です~。

落とし穴、なにかで読みました。しっかし、そりゃ単なるいたずらかイヤガラセでわ・・・?と思ってしまったわ。ちゃんと落ちてあげるなんて~~~、どういった趣向なのか????・・・・いやいや奥が深いですのう。。
Commented by ママチャリライダー at 2009-08-12 07:58 x
学生時代は裏千家、独身時代は表千家、今はcoffee
保育園 天理教、幼稚園 キリスト教、今 無宗教
フレキシブルと言うべきか、エエ加減と言うべきか・・・。
でも、お茶道の先生がゆうたはったのは、お作法よりは亭主と客の心理戦、いかにさりげなく趣向を凝らすか、さりげなさを装ったもてなしに気づくか見たいな部分だったと思いますが、袱紗捌き共々すっかり忘れました。さぁ、Morning coffee にしましょう!
by ozawa-sh | 2009-08-10 23:10 | Comments(4)

フルート大好き!そのために感性を磨き、体力をアップし、日々努力。そんな毎日を書き綴っていきます。


by おざっち