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おざっちの笛吹き日記

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09けいはんなサイクルロード参戦

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京都車連の主催で、最近とみに人気の高いレースが、本日行われた「けいはんなサイクルロード」。感心するのは、よくぞ一地方の自転車連盟が公道を締め切ってこれだけのレースをやれるなあ、ということ。しかも自転車レースはまだまだマイナーな競技といってもいいので、これだけのことをやる京都車連の実力にはただただ感服する。


昨夜は激しい雷雨。朝、ononoさんに車で自宅まで迎えに来ていただいた時には、雨は上がっていたがまだ路面が濡れており、いつ雨が降ってもおかしくない空模様だった。「ドライにしようか、ウェットにしようか」、車中でタイヤ選択に悩むonono選手。会場に到着。やはり路面は濡れていた。しかしなんとなく空は明るくなってきており、レース時間までにはなんとか乾きそうな感じがした。風もあって、昨年のような猛暑の中のレースは避けられそうだった。


上下ともストラーダの決戦用ジャージをつけ、ゼッケンとチップをつけて試走に出る。疲れもなく、まずまずの体調。唯一の上り坂をチェックする。ここは必ず空いている外から攻めないといかんなあと、コースどりを確認し、二周してアップ完了。


招集地点に移動し、場所どりをする。2列目くらいに位置どりできた。ボクのカテゴリーには、ononoさん、Yくちさん、Mつださんがいて、ストラーダの中でも激戦区である。そのままスタート地点まで移動し、その時を待つ。沿道にはウチの社が協賛しているので、事業部の関係者も見ている。あなた見る人、私走る人、、という感じで、こちら側にいることに嬉しさを覚える。しかし毎度のことながら、スタート前は緊張感がある。(これがあるからやめられない!?)


カウントダウンされ、スタートの合図が切られる。すると前にいたononoさんのシューズクリートがはまらないようで、それを横目に見ながら前へ行く。先導のバイクが離れると同時に全員が一気に加速し、風切り音と周囲のギアチェンジの音、そしてタイヤノイズの音が入り交じってボクを煽る。第一コーナーに突入。路面はすっかり乾き、少しこわごわといった感じでカーブを曲がる。どうやらタイヤはしっかり路面をキャッチしているようだ。長く緩やかな上りを先頭集団に混じって走る。そしてあの坂。ダンシングも織り交ぜて無難に上りきった。しかし、先頭は少し先の方なので、ちぎれないよう必死で追いつく。長い下りに入り、目一杯漕ぐ。ところどころに水たまりがあり、前を行く選手からしぶきがかかる。沿道からストラーダの仲間の声援が聞こえるが、応えることができない。まだ危険な状態であることを肝に命じて狭くなるカーブにかかる。ダンシングして前につく。まだ先頭集団の中で位置どりできている。


二周目、三周目にかかる。ボクの前にMつださんの大きな背中があり、その後でドラフティングする。彼は昔ボクの家のすぐ前に住んでおり、まだ小学生だった。プールにも連れていったことがあって、大きな体がプールに飛び込むと、大きなしぶきが上がったなあ、などと回顧する(ことができないくらいしんどかったけど、、)。そんなワンツー状態のままホームストレッチ前を通過。あとから、「ストラーダが集団をコントロールしてるみたいで、かっこよかったですよ」などと言われた。しかし、コントロールされていたのは我々の方で、裏のゆるい上りからやや遅れ始め、最後のきつい上りでもう踏めなくなってしまった。それでも最後だと思って思い切り回す。前方にYくちさんのオレンジジャージが見えている。


結果は23位だった。我々の前のレースでTにさんがなんと3位になり、表彰台に上がったとのこと。それに負けないようにがんばったが、もうここまでであった。やはり練習量は正直に成績に反映されるようだ。でもまあ年齢から考えればそれなりであろう。次回のスズカに向けてがんばるしかない。
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by ozawa-sh | 2009-07-20 21:58