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おざっちの笛吹き日記

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伊吹山ヒルクライムレース

今日は「パナソニック伊吹山ヒルクライムレース」の日。一週間前の予報では雨だったのだが、フタを開けてみると、快晴となり、絶好の「ヒルクライム日より」となった。昨年は雪が多く、ゴールが途中の駐車場に短縮されたのだが、今年はお花畑直下の頂上まで上れるという。予想では1時間ちょっとだと思ったが、さてどうなることやら。最近はヒルクライムの調子が良く、目一杯漕いでみようと思った。(結果は、1時間10分04秒 6位/54人 トップとちょうど10分差)


朝5時半、ストラーダ集合。猫バスにて「関ヶ原」を目指す。すでにたくさんの車が集まっており、ローラー台でアップしている人達も。ボクは11時過ぎにスタートなので、かなり時間があった。それでも受け付けを先に済ませようとテントへ行くと、なにやらもめている。他のカテゴリーはすでに受け付けが始まっているのに、50歳以上の部だけまだだったのだ。「早く受け付けして、アップしたいし、みんなこうして並んでいるんやから、臨機応変に受け付けしたらええやないか!」とおじさん代表。係りの人はとまどいながら、「いや、受け付けは9時半からなんで、、」と。でも、ボクらは仲間との都合などもあるし、早く受け付けを済ませたい。、、、で、押し問答の末、早くやってもらえることに。


車に帰り、ゼッケンやタグを付け、準備完了。頂上まで荷物を運んでもらえるので、冬用のジャケットを袋に詰め込んだ。天気はどんどん良くなるが、頂上は寒いはず。しかし、今日はヒノキ花粉が舞っているせいか、クシャミがすごく出る。オニギリを食べ、すこし車内でウトウトする。時間になり、伊吹山ドライブウェイのスタート地点まで移動する。約3000人くらいの人がいるのだろうか、とにかく長い列。道行く車も「なんや、なんや!?」という感じだ。


スタート地点に行くと、イワシマンも応援に来ていた。写真は右イワシマン、左テンチョー。
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彼とはチェンライの大会が縁で、あちこちのレース会場で会う。やがてスタートが近づき、前方へ移動する。これから約1時間の難行苦行が始まるかと思うと、不安なような、ワクワクするような、、。クリートをはめ、坂を上り出す。すぐに先頭に立ってしまった。なんだか調子いいぞ。でも、すぐフカッチに抜かれてしまい、以後彼の姿は見かけることがなかった。


コーナーで加速しながら高みを目指す。あまり飛ばさないよう、スタミナを温存して行く。しかし、きつい坂ではもう一枚ギアが欲しくなる。無意識に右のレバーを押すが、もう残りはない。それでもどんどん前から来る選手を抜かすことができる。高度も上がり、眼下に景色が広がってくる。この道路は、一定の傾斜角ではなく、変化しているので、ゆるいところでは脚を休ませることができる。各地のヒルクライムレースの中でも、楽な方ではないだろうか。


やがて、昨年のゴールが見え、通過する。ここからが未体験ゾーンということになる。道路の側溝や壁面には残雪が。
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頂上の駐車場が見え、「あと500メートル!」の声。押している人もチラホラ。最後の力を振り絞って上り、ゴール!おお、楽しかった。苦しかった、というよりも楽しかったという印象が残った。荷物を受け取り、ジャケットを着て下山開始。さすがに寒い。
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20分ほどで下界へ。連続してブレーキをかけていたので、腕が疲れた。こんな距離をよくぞ走った、と思う。
二回目の伊吹山ヒルクライムレース。運営がちょっと、という場面もあったが、近場だし、コースも良いので、来年もまた参加したいと思った。


Tにさんがおもろいことを言っていたので、ご紹介しておこう。

ボク「こんなにぎょーさんの人が、ここに集まったなんて、初めてちゃうやろか?」
Tに「関ヶ原の合戦の時もですよ」
ボク「ワハハハハ!」
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by ozawa-sh | 2009-04-05 22:00