ヴァイオリン

町の掲示板で見た、「ヴァイオリンで歌おう」というイベント。会場が自転車で5分の公民館だったし、ヴァイオリンでどうやって歌うんだろうという興味もあって、行ってみることにした。
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公民館の二階が会場になっており、行くとすぐにお茶を出してくれ、歌詞をとじた紙を渡された。見ると簡単な童謡や歌謡曲ばかりで、ちょっとガッカリしたが、まあ話の種に見ておくかということで、開演を待つことにした。集まったのは地元のジジババばかりのようだった。今日は暑かったし、自転車で行ったので、半パンのボクはなんだか浮いた存在だった(笑)。

やがて眼鏡をかけた男性が登場し、挨拶をしてから「かたつむり」を弾きだした。一緒に歌ってくださいとのことで、仕方なく手元の歌詞を見ながらモゾモゾ口を動かした。しかし、ヴァイオリンは結構上手く弾けていて、基礎をちゃんとやっているように見えた。

その後次々と童謡が続き、最後は琵琶湖周航の歌で終わった。終了後、そのヴァイオリニストとしゃべってみたら、先日聴きにいった大津管弦楽団で弾いている人だった。先日定演を聴きにいったことを伝えると喜んでいた。どこに縁があるか分からないので、名刺も渡しておいた。

快晴の空の下、「長崎は今日も雨だった」が頭の中でリピートしながら、自転車を漕いで帰ってきた(笑)。
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# by ozawa-sh | 2017-06-14 20:25 | Comments(2)

修理

ほぼ毎日、フルートは午後から練習するようにしている。コンサートは午後からが多いし、家にひとりになるし、午前中はどうも調子が出ないというのが理由。
今日も、午後から練習を開始した。ところがすぐにキーの異変に気が付いた。右手薬指のキー(Dキー)が元に戻らないのだ。先日は、バスフルートも同じ症状になり、工場送りとなったが、今回も全く同じ症状。なんとまあ。
で、すぐに大阪のムラマツフルートに電話し、修理にもっていくことにした。なんせ、明日・明後日と使わなければならない。駅まで自転車を飛ばし、新快速に乗って新大阪で降り、ムラマツへと走る。事情を説明し、無理やり修理をお願いしたので時間厳守である。

待つこと小一時間。修理が終わった。聞けば、各キーをつないでいるパイプにサビはなく、問題なかったとのこと。ただ、パイプを締め付けているネジが、適切なトルクで締まっておらず、それが原因だったとのことであった。へ~! 実は、数日前に、自分でバラしたからそれが良くなかったのかもしれない。担当者が言うには、「3000円ぐらいで分解掃除して、調整しますから、年に一回はもってきてください」とのこと。うん、そうしよう。なんせ、今やボクの命みたいな存在なのだから、これくらいは大事にしてやらないと。

「試しに吹いてみてください」と言われ、恥ずかしいけど店内で吹いてみる。スタッフの人たちは皆かなりのフルートの腕前のハズだから、なんだか緊張したけど(笑)でも、これをちゃんとやって確認しておかないといけない。

仕事帰りのサラリーマンで満員の電車に乗って帰ってきたが、直ったのがうれしくてすぐに駅に着いてしまったのであった。
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# by ozawa-sh | 2017-06-08 21:44 | Comments(0)

サツキの中でコンサート

土曜日、日曜日とコンサートが連続し、しかも日曜日は午前と午後のダブルヘッダーだったので、この二日間でもう「使い切った!」って感じ。

土曜日の方は、東大阪にあるピアノ教室を会場にし、ボク以外にも声楽あり、ヴァイオリンあり、ピアノのデュエットありという、聴く人にとってはお得なプログラムとなった。ボク以外の出演者は皆音大を出たプロの方で、なんだかボクが一緒に出てもいいのかと思うような顔ぶれ。
当日はたくさんの人が聴きに訪れ、練習のときと音の響きが変化し、ちょっと吹きにくかった。かなり緊張もしたせいか、出来は悪かった。でもまあ音を間違えることもなく、なんとかこなしたという感じで不満が残った。

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日曜日のコンサートは、新しく入団したメンバーの中の5人で作ったフルートアンサンブルのコンサート。場所は県立図書館近くにあるお茶室「夕照庵(せきしょうあん)」。一般の人がお茶を楽しめるように、畳敷きと土間があり、そこをぶち抜いて会場にしてある。といっても、和風の部屋で演奏するのは初めてなので、手探りのセッティングとなった。
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なんといっても良いのが、お茶室の周囲の雰囲気。竹林と池、そこにかかる石橋など、お茶室に行くまでがいい。さらにサツキが満開を迎え、まさに舞台はそろった、ということか。
ところがここで朝からハプニング。メンバーのひとりのOさんが、昨日楽譜と譜面台を失くしてしまったとのこと。しかし、楽譜は他メンバーのをコピーし、譜面台も予備のものを用意して事なきを得た。
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やがて開演時間となり、ふすまを開けて(なんせ和室ですから)ステージに進み出る。もちろん畳敷きのステージ。最初は、「チョコレート・ダモーレ」。ボクがファーストを吹くので、指揮者さながら体でテンポをとって吹く。音もよくハモり、きれいな和音を聴かせることができたように思う。
以下、日本の夏メドレー、パッヘルベルのカノン、アヴェ・ヴェルム・コルプスと続き、今度はデュエットとなり、愛の賛歌、ニュー・シネマ・パラダイスと、カラオケの伴奏を入れながら吹く。今日は昨日とは打って変わってよく音が出る。ボクはどうもソロになるとダメなようだ。

今回は琴とフルートのデュエットで「月の雫」という曲も演奏した。これがなかなか今回の会場の雰囲気に合い、しばし幽玄の世界に聴衆をいざなう。
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ザ・ピーナツで流行った「恋のバカンス」では、百金で買ったマラカスやカスタネットが大活躍。場を盛り上げる。
最後のアンコールは瀬戸の花嫁、そして定番の琵琶湖周航の歌で終わった。
これを午前と午後の二回やったのだが、たくさんの人に来てもらい、お褒めの言葉ももらって気持ち良く終えることができた。
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# by ozawa-sh | 2017-06-05 12:29 | Comments(0)

コンサートが続く

明日、明後日と連ちゃんで演奏会。
まず明日は、東大阪で。会場は、いつも伴奏してもらっているピアニストの練習室なのだが、個人の練習室にしてはとても広くて、音の響きも良い。そしてピアノ二台に電子ピアノも置いてあるのに、さらに20人ぐらいは入れる広さ。ボクのフルート、声楽、ヴァイオリンがそれぞれ演奏する。
ボクはフォーレのシチリアーノ、風笛、モーツァルトのアダージョの三曲を演奏する。いずれも過去にやった曲なので、気楽ではある。
さらに明後日は、県立図書館の近くにある、「夕照庵(せきしょうあん)」という茶室で、フルート5本で演奏する。セミクラシックから昔のグループサウンズまで幅広い選曲。ただ、場所が畳敷きの茶室なので、残響がほとんどゼロ。ちょっとやりにくい。

ということで、演奏会が目白押しなのだが、さらに25日には所属するアンサンブルの発表会があり、ボクはヴァイオリンとのデュエットで出る。曲はバッハのBWV1060で、いつかはやりたいと思っていた曲。オーボエの替わりにフルートで演奏する。以前ご一緒したヴァイオリニストが出てくれるというので、夢がかなった。レッスンに通っている先生もこの曲をみてくれているので、当日は楽しんで吹きたい。
名手ホリガーとクレメルが共演しているので、貼っておこう。(ユーチューブより)

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# by ozawa-sh | 2017-06-02 22:20 | Comments(0)

決心

今日はゼフィルの練習日。朝から気が重い。今度の発表会でやる曲、「韃靼人の踊り」を練習しているのだが、最初楽譜を見たときは「楽勝!」と思ったのだが、練習が進むにつれて、この曲はかなり手ごわいと分かった。指導の先生には基本的なところで何回も注意されている。個人練習しても、アンサンブルの中で吹くと、どうしても上手く吹けない部分があるのだ。歳のせいだとは思いたくないけど、やっぱり若いときほど頭の柔軟性が無くなってきているのを感じる。
そういったこととか、重たいバスフルートを背中に背負って練習会場へ行くのも、最近はどうも大変に感じるようになってきた。特に雨の日は余計その大変さが身に沁みる。駅まで車で行くにしても置くところが無いし、バスで行くのも大変なのだ。
まあ他にも理由はあるのだが、このままゼフィルにいても、楽しくはないと思った。

そんなときにたまたま聴きに行ったVIVOという地元のフルートアンサンブル。全体的に年齢が高く、レベルも今のところほどではないのだが、ほのぼのと楽しい曲を楽しそうに演奏している姿が印象的だった。指導者の先生もプロの方(元京都市交響楽団のオーボエ奏者)で、信頼できそうな気がした。

そういうタイミングもあって、ボクの気持ちは一気にこの新しいアンサンブルの方へ傾いていった。ゼフィルには足掛け8年ほど在籍していて、たくさんのコンサートや発表会を供に経験してきた仲間たちだ。でも、いやいややっていて迷惑をかけたくないという気持ちがあり、今が潮時と考えた。

練習が終わり、メンバーがすべて帰った後、先生に切り出した。
「あの、6月の発表会を最後に、退団したいと思うのですが」
「えっ!ほんとですか。低音パートが充実してきたのに、、、どういう理由で?」
「う~ん、最近なんだかしんどくなってきたんです。皆についていくのが精一杯ですし、反応が遅くなったというのか、、、それに、ここへ来るのもなんだかしんどく感じるようになって、、、」
「なるほど、、、おいくつになられたんですか?」
「はい、67歳に」
「あ、分かります。それじゃ、発表会まではがんばっていただいて、退団ということで了解しました」
ということだった。慰留されるかと思ったが、ボクの決心が固いと見たのだろう。先生は気持ち良く退団を認めてくれた。

山科駅までバスフルートを背負って、ゆっくり歩いた。なにかのお祭をやっていて、道の両側にたくさんの屋台が並んでいた。そんな賑わいの中を、なにか寂しいような晴れ晴れとしたような、妙な気持ちを抱きながら、「よし、これで良かったんだ」と自分に言い聞かせながら歩いた。駅裏の山の新緑がまぶしかった。
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# by ozawa-sh | 2017-05-27 21:57 | Comments(0)