おざっちの漕ぎコギ日記2

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カマキリ

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このところ晴天が続き、秋の空気が心地よい。秋は「明るい」、「赤い」から来た言葉だという説があるが、確かに透明な明るい光に溢れている。
自転車に乗ろうと思ったら、カマキリが後輪にとまっていて、カメラを構えながらしばらく見ていた。脚をわずかに屈伸させながら、あたりの気配を探っているかのよう。先日見た映画「ありのままでいたい」を思い出した。

昨日は、泌尿器科へ行ったわけだが、もらったクスリのおかげか、少し楽になった。症状は一週間前の北海道の旅の時。夜中、いくらおしっこをしても、横になると尿意を感じるのだ。60歳を過ぎたあたりから、なんとなくおしっこの出が悪くなっていたのだが、ついに来るところまで来たのかと慌てた。尿意を感じると、全然眠れなくなる。それに、もっとひどくなるんじゃないかと不安になり、まんじりともしなかった。旅先だったので、余計に不安だった。

北海道から帰り、しばらくは治まっていたのだが、日曜日あたりからまた症状が出始め、昨日は遂に泌尿器科へ行くことにした。しばらく待たされ、診察室へ。症状を説明し、診察台に横になって超音波で検査した。てっきり尻の穴から触診されるかと思ったのだが。その結果、心配していたような前立腺肥大は全く見られず、腎臓も正常だとのこと。医者の説明を聞き、つかえていたものが急に落ちる思いだった。
では、なぜ残尿感が残るのかというと、どうやら尿道が狭くなっているのが原因なんだとか。なので、膀胱も含めて、そのあたりの緊張感を和らげるクスリを処方してもらった。飲んで二日目になるが、少し楽になってきた。
しかし、今回のことで歳を感じざるを得なかった。

オシッコもウンコも、出て当たり前と思っているし、意識さえしていなかったのだが、いざこれが出なくなれば大変なんだと、シミジミ実感したおざっち65歳の秋。
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和歌山国体

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現在、和歌山国体が行われているが、ボート競技だけが滋賀県立漕艇場で行われているので、見に行くことにした。和歌山にも漕艇ができるところがあると思うが、滋賀県の漕艇場は設備が整っているから、会場を借りて実施というわけだ。なるほど、賢いやり方だと思う。大金を使って設備を作り直し、どうしても自分の県内でやらねばならない理由はない。
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しかし、行ってみると、レーンの上には一台のボートも見当たらない。あれ、と思い、受付のテントへ行ってみると、「今日は敗者復活戦のみがあり、午前中で終了しました」とのこと。な~んだ、せっかく来たのになあ。で、ついでに和歌山の物産パンフや、ウチワや、ティッシュ、そして大会プログラムの入った袋をくれた。
近江大橋の北側には、交流エリアという広場が整備され、和歌山の食べ物を売るテントや、展示ブースのテントが並んでいた。また、ボートのトレーニングマシンも体験コーナーに置いてあった。やってみたかったけど、係員がいなかったのでパス。
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しかし、国体って、道端にノボリを立てたり、プランターに花を植えてあったりして、歓迎ムードが楽しい。この大げさな感じがいいなあ。ちなみに、ボクが国体に行ったのは(カヌースラローム・ワイルドウォーター競技)、選手としては「青森」「山形」「長野」、監督としては「滋賀」「奈良」「静岡」「島根」「群馬」「京都」。それぞれに思い出があるが、群馬では美智子さんとお話ししたことがある。今となっては、遠い思い出だ。

一気に秋の気配。紅葉が始まっている。
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カンパニョーロ

北海道遠征で損傷した、カンパのホイールバッグ。扱いの宅急便会社にその旨を言ったところ、保険がかけてありますから保障しますとの返事があった。以前タイのチェンライのレースへ行った時も、飛行場に到着した箱がボロボロに破れていたことがあったので、業者と言えども他人に自転車の入った箱を預けるのは、とてもリスキーなことだと認識していた。それが今回の教訓として生かされたと言える。自分のならまだしも、実はストラーダのTさんからお借りしたものなのだ。いやいや、保険をかけておいて良かった。それにしても、宅急便の業者にホイールバッグのことを説明するのに手間どった。

宅 「え~っと、ホイールバッグというのは、どういったものなのでしょうか?」
お 「競技用自転車の、車輪をはずして保管するための袋なんですけど」
宅 「それが、どのように損傷したのでしょうか?」
お 「箱の外から力がかかり、車軸の部分にピンポイントで大きな力が加わり、その結果バッグに穴が開いたんだと思います」
宅 「なるほど。で、メーカーの名前を教えていただけますか?」
お 「カンパニョーロっていうイタリアのメーカーなんですけど」
宅 「カンパ… ニョーロ… ですね?」
お 「はい、カンパニョーロです。尿路結石のニョーロ(笑)」
宅 「アハ 分かりました!」
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今日はロードを洗車してやった。中性洗剤を溶かした液でゴシゴシ泡立て、水洗いして乾燥した後、要所要所にオイルを差してやった。美瑛センチュリーライドは雨に降られたから、かなり汚れており、これでスッキリ。しかし、フロントギアがかなり尖ってきており、いずれ交換せねばなるまい。
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おかえり!

北海道から自転車が帰ってきた。しかし、段ボールはボロボロ。ホイールを入れたホイールカバーにも穴が開いていた。幸い本体は無事だったが、かなり手荒い扱いを受けたような感じだ。保険をかけてあったから、業者に請求してみるつもり。
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久しぶりに自転車でジムへ。帰ってくる途中、車止めの鉄柵にぶつかり、太ももをすりむいてしまった。簡単にすり抜けられる幅で、今までこんなことは無かったのに…。なんだか歳を感じるなあ。
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遊歩道脇の田んぼには、ヒガンバナがたくさん咲き、稲穂も頭を垂れている。
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夏の終わり

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すっかり涼しくなり、扇風機ももう出番がないだろうと、箱にしまうことにした。自転車で帰ってきたときなどにまだ欲しいこともあるけど、もういらないだろう。今年は暑かったかもしれないけど、秋の訪れも早かったような気がする。
バラして、中性洗剤で洗ったら、固くしぼった雑巾で拭いてやる。羽根や網目の部分など、かなりのホコリがこびりついている。今年は夏前にクーラーを新調したんだけど、やぱり一番お世話になったのは、この扇風機だった。一晩中回していたから、ホコリがたまるのは当たり前。お世話になりました。

遊歩道の両側には、一気にヒガンバナの姿がお目見え。今までどこにいたの?と思えるほどたくさんのヒガンバナ。ああ、また一年が過ぎたなあと思わせる。
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さて、今日は朝から雨。本来なら石山朝練があった日なんだけど、まだ北海道から自転車が帰ってきてないし、走ろうにも走れないから丁度いいか。イトマンはジムだけが休みなので、たまにはプールへ行こうかな。
そんな連休明けの木曜日。
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第6回 美瑛センチュリーライド

以前、北海道へ行ったときにふと手にした自転車のイベントのチラシ。そこに書いてあったのが、「美瑛センチュリーライド」。ハワイセンチュリーライドなどは、一日で160キロを走るのだが、ここのは初日に60キロ、二日目に100キロと分けて走るので、敷居が低く設定されている。「丘のまち」美瑛なので、おなじ距離でも難易度が上がるのだが、二日に分けて走れば割と楽だろうと、参加を決めた。なにより、丘の連なる風景が素晴らしく、そこを走り抜けるのは間違いなく楽しいだろうと思った。

一番の壁となるのは、自転車の輸送だが、自転車専門の業者に頼めば安く送ってくれることが判明、そこに依頼することにした。その他、新千歳から現地までのレンタカーとか、宿など、事前の準備にかなりの労力を要した。現地に行ってみないと分からないことも多く、大会事務局に何度か問い合せるなどして準備を進めた。
一緒に行けそうな人が見つからず、結局ひとりで行くことになった。

詳しくは、Youtubeを見てほしいが、雨模様の天気にもかかわらず、素晴らしい風景を楽しむことができ、色々と苦労してでも参加して良かったと思った。走っている途中で、顔がニタニタするのが自分でも分かった(笑)。

帰りはオロロンラインをドライブし、余市のニッカウィスキー工場を見学し、既に紅葉が始まっている北海道の秋を楽しんできた。

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ブログ

このブログは無料で使っているのですが、現在の限界容量が設定に対して94%となりました。あと少しで満杯となるので、その時点で終了とします。始めたのが、2007年の10月だから、丸8年… 細々と身辺のことなどを書き綴り、大げさだけど、ボクの生きた証と言ってもいいでしょう。

いつ終わりになるか分かりませんが、今しばらくお付き合いください。
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オーストリアの旅 3

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オーストリアは、どこの土産物屋に行っても、モーツァルトグッズだらけ。当の本人はあまり幸せな人生を送ったとは言えなかったが、今はモーツァルト様々の観光地となっている。しかしもしモーツァルトがもっと裕福で恵まれた生活をしていたら、美しい数々の曲が生まれていたかどうか疑わしい。皮肉なものである。
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↑ 残された肖像画から復元されたモーツァルトの顔。

【9/10】
湖の街、「ザルツカンマーグート」を出発し、これまた世界遺産の「メルク修道院」へ。マリアテレジアの肖像画や、ナポレオンに関する展示、そして次々に現れる部屋の奇抜さが圧巻だった。中に、「リサイクルの棺」などというものがあり、昔は死体をこの棺い入れ、墓場で底が抜けるように設計されていたので、死体だけが土中に落ち、再び使ったというもの。なので、ひとつの穴に多くの死体が重なり、モーツァルトもこの方式(?)で埋められたので、どれがどれだか分からないのだとか。
図書館が12室もあり、今も利用されているのだとか。
当時の地球儀が展示されており、そこには日本もあったが、まだ北海道がない。
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ドナウ川を船でクルーズ。両岸に次々と現れる古城の数々。宿泊しながら旅することができる大きな観光船も往来する。小一時間のクルーズを終え、「デュルシュタイン」という街で下船。以前ドイツで立ち寄ったライン川沿いの街、「バッハラッハ」に似て、細い路地の両側に中世の建物が建ち並ぶ美しい街だった。バスが先回りしており乗車してウィーンへ移動する。なんとも楽な旅だ。
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いよいよこの旅最後の街、「ウィーン」へ移動する。街の近くのハイリゲンシュタットにある、ベートーベンが滞在した家で食事。近くには曲の構想を練りながら散策したと言われる川沿いの道があるとか。

【9/11】
ハプスブルグ家の夏の別荘地、「シェーンブルン宮殿」へ。シェーンブルンとは、「美しい泉」という意味だが、ここに水が湧いたのが元々の発祥になっている。
とにかく広くて、全部見るのに一日では無理なほど。中国の間、ナポレオンの間など、次々と現れる個性的な広間が圧巻だった。
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ベルヴェデーレ宮殿へ。ここにはクリムトの有名な絵があり、現地ガイドの説明で、絵の解説を聞いた。こういうのは説明がないと理解不能だ。

その後ウィーンの旧市街へバスで移動。「シュテファン寺院」を見学した。この教会の見どころは、モーツァルトが結婚式を挙げた部屋があることと、血の涙を流したという伝説のあるキリスト像の絵があることだ。小さな絵だったが、そこだけ囲いがあり、大切にされていた。

昼過ぎからはフリータイムとなり、王宮の前でコンサートのチケットを売っており、曲目が良かったので夕方行くことにした。会場となる「ウィーン楽友協会」へ行くとまず、手荷物は全部預けるように言われ、上着も脱いで預けることになった。えらく厳しい。なんとしかもそれが有料。
演奏が始まる。アイネクライネナハトムジークから始まり、40番など、モーツァルトのメジャーな曲が次々と演奏された。楽団員は全員当時のカツラをかぶり、当時の雰囲気満々。
帰りはトラムに乗り、無事ホテルにたどり着いた。
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↑ 街中にはこんなレンタバイクが。近くにある券売機でチケットを買い、自由に乗り回すことができる。

【9/12】
朝バスに乗り、帰路に着く。ウィーン空港からヘルシンキへ、乗り換えて関空へ。朝出発し、関空に朝到着という便なので、なんだか変な感じだ。

オーストリアの旅。思い出すのはやはりアルプスの山やどこまでも続く牧草地、そして天を突く教会の姿だ。あ、ビールも美味しかった。それらが混然となって思い出となっている。
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オーストリアの旅 2

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オーストリアはアウトドアスポーツの盛んな国で、道を走っていると、マウンテンバイクやカヤックを何台も車に積んだ光景を目にした。キャンプ場にはたくさんのキャンピングカーがとまり、上空にはパラグライダー。また、ノルディックウォーキングも普通の風景だし、まさにアウトドアパラダイス。その背景にはやはり、素晴らしいフィールドがあることと、遊びに対する行政や人々の意識が高いことだろう。例えば、自転車道でも、車道の横にはほとんどサイクリングロードが完備されていて、標識なんかもしっかり立っている。狭い国土に多くの人口が密集する日本の現状を考えれば、いたしかたない面もあるが、学ぶべき点は多いと思った。

【9/7】
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チロルの谷間に位置する小さな街、ハイリゲンブロートの街中を散策する。巨大な水晶を組み合わせた噴水のオブジェが面白い。すぐ近くには斜面に建つ教会。ついでに、カサを購入。ずっと雨が続くと思って買ったのだが、これ以後雨は降らず(笑)。
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窓から遠くに見えていた、オーストリア最高峰の、「グロースグロックナー」への山岳道路をバスは走る。その展望台、「フランツ・ヨーゼフ・ヘーエ(2369m」へ。その名前の由来は、フランツ・ヨーゼフ1世がふもとから歩いてここからの眺めを楽しんだことに由来するんだとか。
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↑ つらら!

バスから降りた途端にすごい風で、しかもとても寒い。今日はそれを覚悟して、持ってきた服を全部着てきたのだが。眼下には、氷河が白く光る。ここ数年でかなり後退してしまったとのこと。以前カナダの氷河を見に行ったときも同じことが起きていたから、地球は確実に温暖化しているのは間違いない。昼食は、チロル風チーズ料理。こういうのも、パックされていて団体で食べるのだが、個人で旅していたらなかなかありつけない料理だろう。
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↑ 雰囲気出てるね(笑)

ザルツブルグへ。ザルツというのは「塩」、ブルグは「町・城塞」という意味だが、ここザルツブルグは岩塩で栄えた都市なのだ。ハプスブルグ家は、この塩の取り引きを一手に押さえた財源で栄えた。どこへ行っても「ハプスブルグ」の名前が出てこないところはない。
それにしても道すがら流れていくチロルの風景は、見飽きることがなかった。
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【9/8】
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テレビをつけても、ドイツ語の番組ばかり。まして日本が今どうなっているのか、スマホを持たない自分にはさっぱり分からない。自宅が台風や地震でムチャクチャになってないだろうか、なんて心配する。参加者の多くが、スマホにWi-Fiのパスワードをセットしているのを見るにつけ、自分が遅れているのを感じたのだが、まあ旅というのは、そういう日常を切り離すっていうのも目的だからなあ。

ザルツブルグ市内を観光。映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケに使われた、「ミラベル庭園」へ。映画の中でマリアと子ども達が同じポーズをとったという像があった。その他、この映画のロケ地が他にもあり、もう一度映画を観なくちゃと思った。
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モーツァルトの生家へ。この旅行のメインといってもいい場所。行ってみると、薄い黄色の変哲もないアパートだった。内部を見学。ここにモーツァルトがいたんだと思うと、ちょっと感激。家系図を見ると、モーツァルトの血筋はすべて途絶えてしまい、子孫はいないのだとか。残された肖像画から復元された「実際のモーツァルト」が展示されていたが、彼は150センチ弱ぐらいの男だったそうだ。
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↑ こちらは育った家

ザルツァハ川のほとりには、カラヤンの生家があり、庭に指揮する姿の像が立っていた。やはり街全体が「音楽の都」なのもうなづける。川にかかる橋に、たくさんのカギが。日本のおみくじと同じ発想で、カップルが願い事をかなえるためにカギをかけるんだとか。分かれたときにははずすのかねえ。
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↑ こんな像も

午後からは自由行動となり、前述のミラベル公園をうろついたり、夕方にはディナーコンサートにでかけた。アメリカからの一家と同席になり、つたない英会話で食べてる気がしなかった(笑)。魔笛の一部を上演したりしてテノールとソプラノを楽しんだ。
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ホテルへ帰ろうと、教えられた1番のバスに乗った。ところが、運転手に着いたら教えてくれるように言っておいたのに、降りたら停留所が、なんと乗った停留所。グルっと街を一周してきてしまったのだ。確かに1番に乗ったのにと思いながら、結局はタクシーで帰るはめに。は~、疲れた。

【9/9】
ザルツブルグを出て、「ハルシュタット」という世界遺産になった小さな街へ。「ハル」というのも「塩」という意味で、ここでも岩塩がとれるらしい。ちなみに、英語で塩は「ソルト」だけど、昔は賃金を塩で払ったところから、「サラリー」という言葉が生まれたんだとか。
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湖を遊覧クルーズし、水上からこの美しい街を眺める。天気も良く気温も適度で、下船してから食べたマス料理も美味かった。しかし相変わらず味付けが濃く、薄味の料理が恋しくなる。
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「シャーフベルク登山鉄道」というのに乗って、1783mの山頂へ。見かけはSLだが、今はディーゼルになった機関車が、勾配20%以上の急坂を後から押し上げる。レールはもちろんラック&ピニオン形式で、ギアを噛み合わせて滑らないようにしてある。頂上は広く見晴が良い。山麓にはたくさんの美しい湖が見え、まさに絶景。雲間から漏れる光線が、水面に反射してキラキラ光っていた。
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湖沿いのホテルに宿泊したのだが、レンタル自転車が無料だったので近くを散策。伊根の舟屋にそっくりの家が並び、そこにシーカヤックが吊ってあったりした。いいなあ。

(旅の途中のメモと、記憶をたどりながら、さらに続く)
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オーストリアの旅 1

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音楽の都、ウィーンを中心に、オーストリアを旅してきた。はい、オーストリアにカンガルーはいません。あちこちに売っていたTシャツには、「There is no Kangaroo in Austria」と書いてありました(笑)。
まあボクのこだわりで言えば、こういったパック旅行は「旅」と言えるのかどうかは別として、俗に「観光地」と言われるポイントを効率よくまんべんなく見て歩けるというメリットはある。最近は、月並みな観光地だけでなく、ちょっとした穴場を訪れる商品もあり、今回もあまり人の行かない小さくて美しい村を訪ねるときもあった。うまく「利用」すれば、こういったパック旅行もまんざら捨てたものではない。というか、最近はもう自分でプラニングし、自分の脚で歩く旅はしんどいと思える歳になったのか、昨年のクロアチア・スロベニアも、パック旅行だったのだ。
ただ、パック旅行は様々な人が参加するから、最初はどんな人なんだろうと、旅行とは関係ないことに神経を使うというのが、ボクにはどうも苦手なのだ。でもまあ日が経つにつれ、気の合う人たちというのが決まってきて、そんな人たちとしゃべるのも楽しいのだが。
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ということで、今回も数日づつまとめて書いていくことにするが、教会や街並みなど、どこも似たようなところが多く、ただでさえ物覚えが悪くなってきているおざっちとしては、ブログにまとめるのはかなりハードルの高い仕事が予想される。写真と文章が合っていないなど、間違いもあるかもしれないが、「ははん、オーストリアってこんなとこなんか。それにやっぱりカンガルーはいないな。」なんて思っていただけたら幸いである。


【9/4】
以前から、「フィンエアー」というのにあこがれがあって、それはなぜかと言うと、語呂がいいからである(笑)。なんか、シュ~~ンとスマートに飛んで行きそうなイメージがあるんだな。まあフィンエアーに限らないけど、航空会社の名前って、どこもカッコいい。ルフトハンザだとかエアフランスとか…。
まあそれはどうでもいいんだけど、そのあこがれのフィンエアーで今回の旅は始まったのだ。
その前に、京都駅八条口から高速バスで関空へ行ったのだが、予約せずに行ったらほぼ満席で、なんと残った最後の席がやっとこさとれた状態で冷や汗をかく一幕も。このバスに乗れなかったら、集合時間に間に合わないところだった。あぶな~。
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関空に集まったのは約30名ほど。ほとんどがリタイアした中高年とお見受けした。中には、スーツケースに過去の戦歴を物語るたくさんのシールが貼ってあったりして、「私はちょっと違うわよ」というオーラを発している(笑)。かく言うボクは、前の会社で、新聞を勧誘するともらえる景品として家にある小さな赤いケースを持参。自慢じゃないが、全参加者の中で一番小さかった。だってなんにも入れるモノがないんだもん(笑)。その代わり、下着や靴下、ハンカチは3セットだけにし、毎日洗濯してホテルの室内に干した。それがまた、ひと晩で乾くほど室内は乾燥しているのだ。

え~っと、どこまで書いたっけ?まあとにもかくにも、この道15年のベテラン添乗員吉川さんに誘導され、おざっちはめでたくあこがれのフィンエアーの人となったのである。ロシアの大地上空を10時間ほど飛び、まずはヘルシンキへ。長いねえ、10時間!もういやになる。ヨーロッパは好きだけど、この長時間の移動がつらい。で、フィンエアーはどうだったかと言うと、普通の飛行機でした(笑)。機内食もあまり美味しくなく…。
乗り替えて今度はミュンヘンへ2時間半ほど。今や「普通の飛行機」となったフィンエアーの座席で、ひたすら眠りをむさぼるおざっちであった。時差はマイナス7時間。
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3度目になるミュンヘン。初の海外旅行だった最初のミュンヘン訪問は、近くにあるアウグスブルグのカヌー人口コース(アイスカナル)へ漕ぎに来た時。激流でひっくり返って流され、しこたま水を飲んだ時、「ガイコクだって日本と同じなんだ」と、妙に納得したことを覚えている(笑)。
はい、話がすぐに脱線しますが…。
我々を乗せた黄色いメルセデスのバスは、一路バスアウトバーンを飛ばし、オーストリアのインスブルックを目指す。
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↑ 昼間でも、ほぼすべての車がライトを点けている。法律で決まっているのかな。
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Alphotelに二泊。なかなかオシャレなホテルなんだけど、しかしなんですなあ…、風呂とトイレは日本がよろしおすなあ。なんでバスタブの半分も無いようなところまでしか水をさえぎるガラス戸がないんだよ~。シャワーの方向によっては、外へ水が飛びだして床を濡らすじゃないか。日本のお風呂だったら、盛大に湯を使うことができるのに…。そして西欧でウォシュレットが普及しないのはなぜなんだろうねえ。西欧人は一体、どうやってお尻を拭いてるんだろう。ちなみにボクは、トイレットペーパーで二回ほどフキフキしたら、今度はペーパーをわずかに水で濡らし、それで拭くようにしてます、はい。ウォシュレット代わりにね。たまに紙が破れて、指で肛●の中へ突っ込んだりしますが、これはナイショです。 …いかん、また脱線してしもた。二日目に行こう。
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↑ ホテルの部屋から。 自転車を積んだ車を、いくらでも見かける。

【9/5】
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朝から雨。今年の欧州は、天候不順らしい。平年なら真夏でも30度を越えないのに、今年は38度の日もあり、アルプスの氷河がかなり溶けたとのニュースも伝わっていた。
バスで出発。インスブルックの旧市街を観光。カサを差しながら、「黄金の小屋根」と王宮を見学。ハプスブルグ家の栄華のあとだ。この後に見学した「シェーンブルン宮殿」も含め、このハプスブルグ家というのは一体どれだけの土地と資産と権力を持っていたのか、全くあきれかえるほどだ。現地ガイドから家系の説明を受けても、どれがどれやら、ややこしくて覚えきれなかった。まあとにかく、当時のヨーロッパ全土に君臨する王家だったのだ。
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↑ モーツァルトが立ち寄った家も保存されている。

ボクには縁のない、「スワロフスキー本店」へ。店内はさすがにキラキラで、まばゆいばかりのディスプレー。装飾品には全く興味も(金も)無いおざっちは、ただただ退屈なばかりだった。
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昼食は、クヌーデルズッペという肉団子のスープ。ポテトやベーコンも美味しかったけど、かなり塩味が効いていた。この後出て来る料理もすべて塩味が強く、さすが岩塩の国だと感じた。ちなみに、この後訪問した「ザルツブルグ」というのは、「塩の街」という意味。しかしこれがまた現地のビールと合うんだな。
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「エッタール」という小さな村へ。「ビブルガー湖」という一周しても30分ほどの美しい湖を見る。釣り人に聞けば、トラウト(マス)が釣れるらしい。その後、インスブルックの街中へバスは走り、昨夜と同じホテル泊。添乗員からは明日のスケジュール表が配られ、なんかもう至れり尽くせり。楽だねえ。

【9/6】
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SLに乗って、チロル地方を走る。チロルって、確か「アルプスの少女ハイジ」の舞台じゃなかったかな。まあとにかく絵はがきの連続というのか、どこをとっても絵になる風景が続く。木のイスに座り、ガタンゴトンと揺られながら目の保養。窓を閉め切っていても、石炭の臭いが少し入ってくる。なんとも懐かしい。しかし、もう写真撮るのがイヤになるほど、次から次へと美しい風景が展開する。
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↑ 窓枠の開閉は、こんな革のバンドを上下して行う。

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マイヤーホーフェンという街に到着し、バスで「クリムルの滝」を見学に行く。相変わらず小雨模様だったが、途中から土砂降りとなり、長年使っていたカサがついに壊れてしまった。買うしかないなあ。

ハイリゲンブルートという谷合の街に到着。ここのホテルに投宿。窓からは、オーストリアの最高峰、「グロースグロックナー(3798m)」が望まれ、眼下に牧場だか原っぱだか、とにかく広い草原を望む素晴らしい環境のホテル。ここに一泊だけとういうのはもったいないくらい。真夜中、空を見上げたら、満天の星だった。 (続く)
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↑ 我が富士山より20mほどだけ高いグロースグロックナー山
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