新しい船出

ストラーダ奈良店の開設記念パーティーに行ってきた。夕刻5時からだったので、会社を半どんして行く予定だったのだが、朝からパソコンのトラブルが発生し、なんとか収拾させて会社を出たのが2時半だった。京都駅の伊勢丹で手みやげを買い求め、近鉄に乗った。「高の原」は学研都市だけあって、駅前はなんだか外国風でやけにだだっぴろい感じがした。ストラーダ奈良店のある「登美ケ丘駅」までは地図を調べると5キロはあり、しかもアップダウンがかなりあるので、タクシーに乗るつもりでいた。しかし丁度バスが来たので、それに飛び乗った。


バスが到着するまで、「どんなお店なんやろー?」と好奇心一杯であった。バスを降りてしばらくキョロキョロすると、道路をはさんで目の前に「STRADA」の看板が見えた。本当に駅前にあり、総ガラス張りの、まるで自転車屋さんには見えない店舗だった。さっそく店内に入ると、関係者に混じって店長、シンちゃん、ごっち、オータ君などが、そろいの制服を着てパーティーの準備に追われていた。店内はピカピカの木のフロア、広々とした小物類のディスプレイ、そして中二階のメッシュの床にはバイクが並べられている。シンちゃんから渡された名刺やカウンターには、うれしいことにボクのデザインしたマークとロゴが使われていた。


パーティーが始まり、TREKの方から挨拶で、「このお店は間違いなくTREKの店の中でナンバーワン」だということであった。ウムウム、そうだと思う。オガちゃんやノグネン、神戸店のオギノさんも来店し、場は一気に盛り上がった。お酒とおつまみもたくさんいただき、最後に店長とシンちゃんの挨拶。なんだかすごく胸を打つ挨拶で、グッときてしまった。


店長が思いきって出したこのお店。是非うまくいってほしい。
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by ozawa-sh | 2008-02-28 22:49 | Comments(3)

久しぶりの朝練

昨夜、ブログのコメントをふと見ると、ononoさんより「明日、朝練行きませんか!?」とのお誘いが。日の出がかなり早くなってきたので、ボチボチかなあ、と思っていた矢先、さっそくお受けすることにした。しかし、まだまだ寒いので、お誘いがなければ一人では「絶対に」行ってなかったと思う。久しぶりのロードとあって、前夜からタイヤに空気を入れたり、装備類を並べてちょっとワクワクしながら早寝した。「ononoさん、毎日ジテツウしてるから、きっと速くなってるやろな」とか、「どんなコースを走ろかな。いつもの定番コースでいいかな」とか色々と頭の中をグルグル回る。


5時45分、目覚ましが鳴って飛び起き、まずはエアコンのスイッチを入れる。「サムー!」といいながら着替えた。カーテンを開けるが、「あれ?もっとこの時間は明るいと思ったけど?」。空を見上げると、ドヨヨーンと曇っている。約束の時間が近づき、意を決して玄関から飛び出す。団地の坂を一気に下り、待ち合わせ場所へ5分の道程。少し凍てついている箇所もあるが、ほとんど問題なし。


ononoさんもボク同様、黒のフルフェース姿で登場する。怪しい姿のおっさん二人。さっそく住宅街を通って南郷へ。来週は「びわ湖毎日マラソン」で中継されるはずの洗堰を渡り、瀬田川に沿って走る。さらに田上の田園地帯を飛ばす。いつもより少しハイペースだったかもしれないが、ヒザの痛みは出ず。ononoさんもちゃんと付いてくる。平野交差点手前を大鳥井へ左折し、上り坂。ここでononoさんが少し遅れ始め、ペースを落とすことにした。イサム塗料のところから医大裏へ。ここではいつもペースを落とし静けさを味わいながら走る。緩急をつけた方がいいだろうという、ボクの流儀。


図書館の前から下り基調になり、40から50で飛ばす。ロードはやっぱりこのスピード感が楽しい。バイパス測道から瀬田川を渡り、緑道に入って、最後は団地の上り坂。これがけっこうえらい。京都で酒を飲んだ時も、風邪でしんどい時も、この坂は下りずに漕ぎ上がるのだ。ononoさんも想定外の上りに、ひいひい言いながら上っていただいた。「また時々ご一緒しましょう!」と言ってononoさんと分かれた。この後、雪が降り始め、とてもタイミングよく朝練できたことに感謝。これからはononoさんと朝練する楽しみが増えたぞ。


会社の昼休みは、ジムで重た目のスクワットとレッグカール、背筋、腹筋などをこなす。最近はちょっと体調がいい。


写真は想定外の団地の坂を上がり、満足そう(?)なononoさん。
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by ozawa-sh | 2008-02-26 22:00 | Comments(2)

チネリ

本日二度目のブログアップでございます。
午後からなんとか晴れたものの、午前中ですでにヤル気精神が挫折して、「自転車なんか行くもんか!」モードに突入してたので、一日を家で過ごした。珍しー。昨日は仕事だったし、なんだか不発に終わった週末でした。


で、この際とばかりに、自分の部屋でゴチャついた箇所を整理することに。ほら、誰でもあるでしょ!?ずっと前から気になってるけど、なかなか整理できずにほってある一角って、、。ボクの場合は自転車関係のめったに使わない道具などを置いてあるところがそう。輪行袋、空気入れまではよかったのであるが、シュラフ、カヌーの使わないパドル、キャンプ用の水ボトル、扇風機、などなど、、自転車に関係のない比較的大きめのモノ達が占領し始め、収集がつかなくなっていた。そこを掃除機片手にゴソゴソと整理。


すると出てきましたねえ、、、チネリのエアロヘルメットとカスクがぁ!エアロの方は、以前所属していた自転車チームで揃えたモノ。これでスズカTTを走ったもんなあ、またどこかのレースで使ったろかしら。なんて思って裏返したらさあ大変!クッションが風化してそこいら中がスポンジだらけに、、。一方のカスクも、今ではレースで使えないし、事故ったらひとたまりもないから、置いておいてもなあ、、。でも、記念にとっておくことにしたけど、、。カスクはヨーロッパの巻き毛の選手がかぶったりすると、すごくカッコいいんだけどね。


それでも夕方から気をとりなおしてローラー台に乗ることに。折しもチェンライの高知民族の番組をやっていたので、それを見ながら1時間ちょっとクルクル回した。その後腕立てやら背筋を補助的にやって、風呂、ビール。
そんな一日でした。
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by ozawa-sh | 2008-02-24 22:02 | Comments(3)

完走賞

サーッと吹雪いたり、日が射したり、朝からややこしい天気。路面は雪が融けて車は走れるものの、バイクに乗ろうかという気がおきないベタ雪である。当面の目標は4月6日の「伊吹山ヒルクライム」だけど、「まあなんとかなるやろー」と楽観的。従って今日はローラー台で足慣らし程度にしておこう。


実はチェンライへ行く前あたりから、左ヒザになんとなく違和感を感じている。関節じゃなく、多分筋肉の付け根あたり。しばらくペダルを回していると少し痛いというか、力が入らない感じになってきて、もうしばらく回していると、それが収まってくる。ランニング関係の本を読んでいたら、動かしていて痛くなってくる場合は休み、逆に痛みが収まってくる場合はゆっくりLSD的に走った方がいい、と書いてあった。ボクの場合は後者のケースだと思う。思うに年齢による「油切れ」。だから、ストレッチなどでアイドリングを充分にし、オイルをよく潤滑させてから負荷のかかる運動をするのがいいのだろう。しばらく様子を見ることにしたい。


昨日は土曜日出勤。月曜日掲載の広告制作が急きょ入り、すべての予定をキャンセルして仕事場へ。韓国人と日本人が同居できる京都初の老人ホームのオープン広告。ところが最終的にチェックするすべき理事長がソウルにおり、最終ゲラをホテルにファックスしても行かない。何度やってもダメ。今度はホテルにメールで送ってみたが、来ないと言う。そのうち飛行機に乗る時間が来て、もうホテルを出なければならないとの電話。で、仕方なく掲載延期の手段をとる。3月に入ってから。ところがその後追いかけて電話があり、ホテルのフロントのパソコンに来ていたとのこと。しかしもう間に合わないし、飛行機からでは指示を受けられないので、結局延期のままとなった。なんだか一日を棒に振ったような無力感。おかげで国際FAXのやり方を覚えたけどね(と言っても、電話と同じ)。
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写真(主催者HPよりいただきました)はチェンライのレースのひとこま。ゴール後にいただける「完走賞」ゾウのメダルを首からかけてもらうの図。この後はホテル中庭でパーティー。さらにトゥクトゥクでナイトバザールへ繰り出して宴会と続く。、、、あー、楽しかったなあ!
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by ozawa-sh | 2008-02-24 11:52 | Comments(1)

桃の花

寒波が去り、少し春の気配。コートの下にもう一枚着ようかどうしようか迷う。春の語源は植物の芽などが「ハル」からきているという説があるが、まだまだその気配さえない。日の出も早くなり、朝練に出る6時30分頃がようやく明るくなってきたので、ボチボチ再開かな。それにしても、地球の地軸が少しだけ傾き、四季を演出することの奇跡を感じずにはいれらない。


写真は先日走った山辺の道の途中、「長岳寺」前にあるトレイルセンターにて。古道脇を飾る桃の花。力強いピンクが見事。
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by ozawa-sh | 2008-02-21 21:19 | Comments(4)

道具考

今日のブログネタは、自転車の特集をしているビーパルからの引用でお茶を濁すことにする。しかし、この対談はなかなかボクの心に響いた。対談している人は、
斉藤純/小説家。「銀輪の覇者」は戦前の自転車ロードレースをテーマにした話題作。
辻信一/明治学院大学教授。文化人類学者。


斉藤/自転車は、走り出す前と走り終わった後の、それぞれの精神の充足感が素晴らしい。ほかの乗り物では絶対に味わえない満足感がある。なぜかはわかりませんが、それがあるから、ぼくは長い間サイクリングをやっているんだと思います。
辻/歩く快楽とも違う、自転車特有の快楽がありますね。自転車はやっぱり「道具」なんですよ。ぼくは道具と機械を区別したい。たとえば楽器は機械じゃなくて道具ですよね。
斉藤/楽器と自転車はたしかに似ているかもしれませんね。
辻/機械も否定できませんが、機械頼みがエスカレートしていったとき、確実に何かを失います。道具はそういう筋道とは違って、人間の中の何かを伸ばしたり、自分自身を豊かにしてくれる。いい道具というのはそういうことだと思います。自転車と自動車はある意味、兄弟みたいな感じですが、自転車は一線を越えなかった。自転車は道具としてさほど変わっていないんですよね。坂を登るのはつらいけど、下りは楽というバランスはある。自動車には、どこまでもうまくいくという幻想を抱きがちです。


うーむ、これからフルートを始めようとするボクにはピッタリのはなむけの言葉ではないか。自転車と楽器、この相似性は、ボクもなんとなく気付いていたが、こうして識者の言葉を聞き、合点がいった。少しの道具を使うことで、人の能力を飛躍させ、楽しみをもたらす。この快楽だな。前のブログにも紹介した、宮大工の西岡常一も、大工道具を使うことの厳しさと快楽について言及していたような気がするが、手の延長としての道具というものの再発見でした。
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パソコンって機械、それとも道具?
突然、キーボードの掃除を始めたうちの若いの。あれ、キーって簡単にはずせるんだ!?
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by ozawa-sh | 2008-02-20 21:28 | Comments(2)

遅れ

行きも帰りも雪で電車がベタ遅れ。雪なら仕方ないが、人身事故などで3日に一度はダイヤが乱れる。国鉄時代にはこれほど遅れることはなかったような気がするけどなあ。さらに、帰りの電車は遅れた上、途中で急停止。「ただ今非常停止ボタンが押されました。点検を行いますので、しばらくお待ちください」とのアナウンス。ボクは少し閉所恐怖症のところがあって、たちまち心臓の動悸が早くなり、冷や汗がジワーっと出てきた。その場にしゃがみ込みたいけど、満員で動きがとれない。車内の気温が急上昇し、ますます頭がのぼせてくる感じ。走っている間は全然どうもないのに、理由が分からず停止したりすると、「閉じこめられた!」という恐怖心が湧いてくるのである。しかし、たまたま聞いていたアイポッドから流れる曲に神経を集中し、目をつぶって自分を落ち着かせようとした。近くのサラリーマンがのんきにしゃべっていることが信じられない。10分ほどすると、「ただ今急病の方がおられ、緊急停車しました。まもなく発車します」というアナウンスが流されホッとした。車窓の景色が流れていくことが、これほど心地良いことはなかった。不思議なことにバスや飛行機ではパニックになったことはない。でも、潜水艦なら、絶対ダメだね。
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by ozawa-sh | 2008-02-18 22:52 | Comments(2)

古代ミステリーの地を走る

「大和は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和し 美わし」


朝、思い立って「山辺の道」をMTBで走ることにした。よく紹介されている山辺の道は、天理の石上(いそのかみ)神宮から桜井の大神(おおみわ)神社あたりまでだが、奈良の白毫寺から石上神宮までの「北山辺の道」もなかなか良い道なので両方を通して走ることに。それほどきつい坂もなく、R169とほぼ併行しているので、いつでもエスケープできる。初心者にはピッタリのトレールだろう。ただ、奈良市街から桜井まで往復する形になるので、総距離は50キロほどになる。


家を出るのにモタモタし、出発地点の「奈良少年刑務所」に到着したのが11時半になってしまった。気温は3度と低かったが、その時点では薄日の差す天気だった。東大寺から二月堂、春日大社の参道を走り抜け、新薬師寺の山門前を通過、白毫寺への細い路地を走る。前方に石段が見え、白毫寺の横のきつい坂を上ると、奈良市内が一望できる。一カ所に東海自然歩道と近畿遊歩道の道標が立っている。ここからいきなり山道に入り、ひと山越えて田畑の中を走る。やがて奈良独特のため池の横に出る。ここで前方におばちゃんが地図とにらめっこしているのに遭遇、ボクの行く天理方面とのことで道を教えてあげた。とにかく道が複雑で、何度も通っているボクでも間違えることがある。


住宅街から嶋田神社を通り、崇道天皇陵へ。この天皇はなにかの事件に巻き込まれ、後世たたりを恐れられたらしく、気のせいか陰気な雰囲気がただよっているような気がする。道のど真ん中に謎の石が祀られているのも、なんだか謎めいている。「弘仁寺」へ行く途中で昼食とする。例によってコンビニオニギリをパクつく。気温がグッと下がってきて、通り過ぎるハイカーも寒そうだ。弘仁寺の境内はバイクを担いで通過。人気がないのを幸いに、長い石段をトントンと、乗ったまま降りてみた。


白川ダムを周回するとシャープの研究所が見え、名阪国道の下をくぐって再び山道に。ここを過ぎると天理教関係の宿泊施設の屋根がたくさん見える。各県の看板が出ていて、「おかえりなさい」と書いてある。宿坊の裏手を走るトレールを走り、小さな川を渡るとすぐに石上神宮の境内に入った。この頃から空が暗くなりやばい感じになってきた。これから山辺の道だというのになあ、、。玉砂利をけちらしながら(いえいえ、そーっと歩いて通過しました)境内を通過し、道標どおりにトレールをたどる。こんな天気なのに、やたら中高年のグループが多い。道幅一杯におしゃべりしながら歩いているので、今度から鈴でもつけて走ろうと思った。


夜都岐神社で少し休憩。このあたりの風景はいかにもいにしえの奈良という感じがして好きだ。このあたりから周囲にはやたら古墳が見られ、首長級の崇神天皇、景行天皇への墳丘へと続く。大和平野を望む絶好の地に墓を作った昔の人の感覚がわかる。このあたりから細い道が複雑に続き、道標も控えめに付いているから一度道を間違えてしまった。やがて左手になだらかな三輪山を望むようになり、大神神社に到着した。滋賀の三上山でもそうだけど、山を御神体としてそのふもとに社を築く、という宗教感覚は我々の世代になってもそれを普通のこととして受け入れているが、なぜこの山が選ばれたかを考えると、不思議な気もする。ひとつは形が美しいとか、荒々しいとかいう存在感が人をして敬わせるのかもしれない。


R169を奈良市街へひたすら走る。雪が激しくなり、フルフェースのウオーマーをかぶって怪しく前進。今日は完全防寒スタイルなので平気だが、南部の奈良でこの天気なら、滋賀ではどうなっているのか、帰りのことが心配になった。


地図で確認してあったショートカットの道に入った。しばらく行くと前方にこんもりとした古墳が見え、近づくと「箸墓」とあった。卑弥呼の墓と言われているがよく分かっていないらしい。以前からこの箸墓を見たかったので、ちょっと感動した。横殴りの雪の向こうに、1700年前のミステリー。


写真は上が白毫寺近くのナイストレール。下、箸墓。
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by ozawa-sh | 2008-02-17 21:41 | Comments(4)

木に学べ

会社のハイキングサークルで、その名も面白い、「瓢箪崩れ山」ハイキングに誘われていたが、夕べ同じ大学の先輩の送別会があったので、朝起きられず行くのをやめた。家から駅まで自転車→JR→地下鉄→京阪→叡山電車と乗り継いで行かねばならないことを考えただけで、おっくうになってしまったのも原因。この山、京都の北山にあり、かなりの積雪量があると思うが、叡山電車の駅で「ワラジ」を貸してくれるそう。またの機会に。


午前中は家の掃除と、桂川大会以来ほったらかしになっていたシクロ車を洗車。おそらく来シーズンまで乗ることもないだろう。遅い昼飯を食べたあと再び昼寝したのだが、「これではイカン!」とガバッと起きあがり、やおらローラー台に取り組むことにした。TVの前に設置し、ビデオには94年のツールを突っ込んだ。インデュラインが4連勝目を上げた時だ。アームストロングはチラリと出てくるだけで、まだまだオーラを感じなかった。ちなみに、インデュラインの安静時の心拍数は28だそう!


ビブショーツとTシャツだけで漕ぐこと約1時間。横の棚にはドリンクとタオル。強弱をつけて漕ぐようにした。TVに写るツールの選手と同じケイデンスで漕いでみるが、ボクの方が速かった。そりゃかかっているトルクが違うから当たり前だ。汗ビッショリになって終了。


その後、会社の資料部で借りた「木に学べ」を読んだ。法隆寺や薬師寺西塔の建築の棟梁だった西岡常一の話を聞き取りしたもので、ずーっとビーパルに連載されていたものをまとめた本だ。宮大工の心と技に関する話がとても面白い。「塔組みは木の癖組み、人の心組み」というのが、西岡棟梁の座右の銘。木も人も、それぞれの個性を尊重しながら、「適材適所」で使ってやることの大切さを説いている。社寺に興味のある人は是非読んでみてほしい。(小学館 1400円)
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by ozawa-sh | 2008-02-16 23:54 | Comments(0)

チェンライ最終日

レース翌日は毎年チェンライ近郊の観光地へ行くことにしている。しかしほぼ行き尽くした感があり、今年はどうしようかと考えた。結果、今まで一番印象に残っているミャンマーへ再度行ってみることにした。国境を越えた途端に感じるあのカルチャーショックを、再び味わってみたいと思った。時間があればゴールデントライアングルも行くことになった。ツアーは「サニー・サネー・トラベル」というところ。サネーの底抜けの笑顔が懐かしい。ちなみに昨年ガイドしてくれた奥さんは京都出身である。


昨夜はホテル中庭での表彰パーティーがあり、その後またチェンライ市街のナイトバザールへと繰り出した。腕時計を忘れたマッサージ屋にも立ち寄り、ボクの担当だった女性が出てきて、「ハイ!」という感じで腕時計を渡してくれた時はうれしかった。ちなみにこの時計、カヌーをやっていた時、瀬田川の川底に落としてしまったのだが、仲間が潜ってくれ、奇跡的に拾ってくれたという、実に運の良いやつ。そんなわけで、ボクは腕に時計を巻き付け、ホテルのロビーでサネーを待った。やがて約束の時間になると、サネーが現れた。手を合わせて「サワディーカップ!」。早速ストラーダの5名でマイクロバスに乗り込んだ。


車中でサネーからのウェルカム・プレゼント。ケーキだった。「今日は、ミャンマーとゴールデントライアングル、行きます。ホテルには4時に帰りますよ」とのこと。メールでちゃんと伝わっている様子。一路、タチレーの国境の街を目指す。一般道だがとにかく飛ばす、飛ばす。1時間で到着。ここで入国の手続きをとり、「え、これが国境!?」というような細い川を渡ってミャンマーに入国した。しかしなんと店長はパスポートを忘れてしまい、入国できず。タイ側で待つことになった。


ミャンマーに入った途端、たちまち輪タクの目の鋭い男達に囲まれる。しかしすべてサネーにまかせてあり、交渉して2台の輪タクに乗った。舗装路だがかなりデコボコで、はねる。前回も行った寺院へ行った。ここで昼食とし、ミャンマーの食事(名前は不明)を摂った。食事後、お寺の前へ行き、一度やってみたかった「カゴの中に入っている鳥を放してやる」という善行をすることにした。わざわざ鳥を捕まえておいて、また放すのがなぜ善行なのかよく分からないが、まあとにかくやることにした。カゴの穴を大きく開けてやると、ジュウシマツのような鳥が首を出し、しばらく躊躇したのち、元気に大空に飛んで行った。ウーム、確かになんだか良いことをした気分になった。店長の待つタイ側へ戻った。パスポート審査もかなり厳しい感じだった。


再び車を飛ばし、ゴールデントライアングルへ。メコン川で別れた国境を下に見る気分はなかなかのもの。その後、高速ボートに乗り、ラオスへ。ボートに分乗したのだが、サネーの乗ったフネのエンジンがかからず、サネーだけ後から追いかけることになった。今回はボートのトラブルが多い。ラオスといっても、中州の島だけで、お土産を見て歩く。なにも買うものがなく、ただブラブラと見るだけだった。子供達が5人ほど地面に座り、絶好の被写体だったが、金をくれと手を出すのがちょっと興ざめだった。


ホテルに戻り、最後のパッキングを終え、チェンライ空港へ。小さい頃見たような、懐かしい夕焼けが、西の空を染めていた。f0156359_23305918.jpg
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by ozawa-sh | 2008-02-15 23:31 | Comments(2)