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おざっちの笛吹き日記

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けいはんなサイクルレース ストラーダ大活躍!の一日

休息日を中一日をはさんでの「けいはんなサイクルレース」。スズカエンデューロの疲れはほとんど感じなかったが、体の奥底には疲労がたまっているかもしれない。逆に良い脚慣らしになったのかもしれない。そんな不安とも期待ともつかない体調で臨んだレースであった。


6時に迎えに来てくれたononoさんの車に乗り、けいはんな学研都市のレース会場に到着。まずは基地作り。コースを眼下に臨む高台に場所を決め、早速テント設営から始めた。とにかく日差しをさえぎり、暑さ対策を考えねばならない。風はたまに吹いてくるものの、今日も蒸し暑い。受付でゼッケンやプログラムをもらい、基地に帰って取り付ける。今日はクーラーに冷たい氷水を入れ、ドリンクもたくさん持ち込んだ。先日のスズカの教訓だ。次々とストラーダ関係の人たちの車が集まってくる。テントがにぎやかになり、色々な話も飛び出していい雰囲気となる。皆でアップするために、付近の道をしばらく走り、コースの試走も行った。


まずはカテゴリー3Hに、シンさん、マツダ兄さん、巨匠が出る。シンさんがトップで走り、巨匠がトップ集団内をキープしている。ストラーダのジャージはどこにいてもよく目立つ。ボクもちぎれて目立たないよう、がんばろうと思った。結局シンさんは最後に差されたようで、トップでゴールはならなかったようだ。


10時半、ボクの出番だ。カテゴリー4H。中級者クラスといったところだろう。90人ほどがエントリーしている。スタートラインに並ぶ。ジリジリと太陽が背中を焼く。「パン!」とピストルが鳴り、まずはゆっくりと走り出す。ローリングスタートなので、先導するオートバイを抜かしてはいけない。その間にできるだけ前に出ておく。第二コーナーを曲がりきったあたりで合図と共にオートバイが離れ、集団が急激にスピードアップした。ボクも立ち漕ぎしてダッシュをかける。遠くには、このコース唯一の短い上りが見えているが、それもたちまち近づいてくる。アウターを踏んで一気に坂を上り詰める。だが、その先に二段目の坂があり、これがけっこう脚に来る。狭いコーナーを曲がると、直線の下りだ。以前に68.5キロを経験しているので、今回はビビらずに踏んでいける。だが、最後に狭いコーナーがあり、自分のラインを守りながら突っ込む。ここが一番怖いポイントだ。そして一気に立ちあがりのダッシュ。ここでちぎれてはいけない。


先頭集団の中程をキープしながら、ペダルを回す。ストラーダの仲間である、ミネさん、ヨットさんもトップ集団に入っており、心強い。3周目、バックストレートでミネさんが先頭に出たので、ボクは10番手くらいから上がってミネさんの後方に付き、ワンツーで走ることになった。坂の上にいた応援団が「カッコイイ!」と声援を送ってくれる。そのまま最終回に入り、ボクは作戦どおり坂の手前でトップ集団のさらに前方を位置どりする。だが、坂を上り切ったあたりで両側から挟まれ、脚も売り切れて後方に下がることに。朝練が頭に浮かぶ。充分とは言えなくても、よく練習はしたはず。ここで自分に負けてはなんの為の朝練だったのか。そんなことが頭にフト浮かび、襲ってくる乳酸に耐えて下りに入る。前に3人のパックがおり、これを抜かしてフィニッシュ。自分でも良いレースができたと思った。


結果はまだ見てないが、どうやらひとけたには入った模様。自分では10位くらいかなと思うのだが。ミネさんが4位の入賞。あともう少しでお立ち台だったのだが惜しい。ヨットさんもボクの前でゴール。ストラーダは今回上位でがんばっている。


さて、今回の目玉は、なんといってもonono選手だろう。C5Hでの出場だが、下見にも2回訪れ、優勝宣言もしており、その入れ込みようは、我々の比ではない。けいはんなでも予想を超える上位の成績を上げたonono選手。「もしかして、、」の期待もふくらむ。だが、このコースには重量級onono選手の天敵「上り坂」があり、ここをいかに攻略するかがポイントだろう。第一コーナーを集団が回ってきた。先導バイクが離れる。我々のテントにスピードを上げた集団が近づく。その時テントは一瞬「シーン」となった。それもそうだろう。信じられない光景が目の前に展開されていたのだから、、。なんとonono選手がその巨体を揺らしながら、トップ集団を置いてきぼりにして、単独トップでやってくるではないか!!(「!」マークをもっとつけたいような気持ち)「シーン」となっていたストラーダテントは一転、大騒ぎ。いきなりやってくれるonono選手。そして「もしかしたら、、」との期待も膨らむ。2周目。ちゃんとトップ集団でやってくる。3周目の最終回。まだまだ集団の中程をキープ。「こりゃ本気で優勝を狙っているで!」とテントがざわめく。だが、最後に尽きたらしく、ひとけたには入ったものの、とても残念そうであった。


今回はあきらかに「朝練効果」が出たレースだったと思う。このまま「スズカ」と「マスターズ」につなげていきたい。
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by ozawa-sh | 2008-07-21 16:50