笛の偶然

注文していた楽譜が届いた。「The Young Flutist's Recital Book」というアメリカの楽譜出版社のもの。モーツァルトのフルート四重奏(K285)の中のアダージョの楽譜が欲しかったからムラマツで購入した。
若い人のための楽譜、なんてタイトルが付いてるけど、誰が吹いても楽しい曲ばかりが収められている。印刷がやや悪いのは、海外の譜面によく見られるが、これも例外ではなかった。
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さて、夜テレビを見ていると「和風総本家」という番組で、リコーダーを作るメーカーが出てきた。「竹山木管楽器製作所」という、大阪の小さなメーカーなのだが、いまや海外のプロが絶賛するリコーダーを作っているんだとか。
ボクは思わず「あれ~、、、ひょっとして!」と、画面に釘付けになってしまった。その理由とは、、、

今を去ること35年前、ボクが盛んにカヌーをやっているとき、練習場所である瀬田川に、しょっちゅう大阪のカヌーイストも来ていた。その中に、竹山君というのがいて、「家業がリコーダーを作っているんです」と言っていたのだ。ボクはその頃、それまでやっていたフルートから離れ、カヌーひと筋だったので、その時はなにも思わなかった。その彼が、35年の時を経てテレビに出ているので本当に驚いてしまった。元々は、繊維を巻きつける木製の芯を作っていたのだが、プラスチック製に座を奪われ、なにかこの技術を生かせないかと模索した結果、リコーダーになったのだとか。

そんなことで、今日は偶然にも笛の偶然が重なる日となった。なんとも不思議なことである。
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↑ 笑うと、昔の面影がよみがえる竹山社長
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by ozawa-sh | 2016-10-20 21:20 | Comments(0)