2014年 10月 28日
スロベニア・クロアチア旅行 その2 カルスト地形はここから来てるのか!
海外旅行から帰ってくると、まず思うのは、「は~、やっぱり日本の風呂が一番!」ってこと。今回でもご多分にもれずシャワーだけのホテルが多かった。しかもシャワー側だけしか扉が無くて、シャワーをかける方向によっては外へ飛び散ってしまう、なんてホテルもあった。もちろんバスタブのあるホテルもあるのだが、湯船が浅くて、首までドップリ、というわけにはいかない。「風呂は体を暖め、楽しんで入るもの」、という日本人の考え方と異なり、あくまでも「体の汚れを落とすためのもの」、という西洋人の考え方の相違だろう。風呂と並んで、トイレ事情も、隅々までウォシュレットの完備された日本のトイレのありがたさは筆舌に尽くしがたい(笑)。あれを発明した人に、なぜノーベル賞が与えられないのか、不思議でしょうがない。各国のトイレ事情に関しては一冊の本になるくらい奥が深いので、ここまでにしておこう。
↑ 分かりにくいけど、扉が半分しか無いのって、どうよ!?
三日目・四日目
バスに乗り、「ブレッド湖」へ。湖中の島に教会があるところが売りなのだが、いやいや、我が琵琶湖の沖島にも神社はありますぞ(笑)。ブレッド湖は余呉湖ほどの大きさで、手漕ぎ船に乗って島へ渡る。100段ほどの階段を上ると、「聖マリア教会」がある。天気も良く、遠くにはお城も見えて、まさに絵になる風景だ。沖島はちょっと負けているかも(笑)。
100キロ移動し、「ポストイナ鍾乳洞」へ。この地方を「カルスト地方」と言うのだが、ご存じ日本の秋芳洞などの「カルスト地形」はここから来ている。
↑ あまりの壮大なスケールに、写真を撮る気も失せる
まずはトロッコに乗って奥まで進むのだが、この鍾乳洞の素晴らしさには想像以上だった。トロッコはかなりのスピードで進み、身をかがめるようにしないと危なくて仕方がない。到着するとガイドフォンを耳に挟み、日本語で説明を聞くことができる。広いところでは、一万人のコンサートも開かれたそうで、さぞかしすばらしい音響だったのだろう。
↑ ここでいただいたマス料理
スロベニアからクロアチアへと国境を越え、「オパティア」という町に宿泊。時差と移動の疲れで、参加者はかなり疲れているハズだ。
翌日はまずまずの天気。今日は「イストラ半島」という丹後半島ほどのところを回る。ここには「プーラ」「ポレッチ」という遺跡の豊富な町がある。
プーラには、ローマ帝国の作った円形劇場があり、周囲を回って観光。ローマのコロッセウムより少し小さい程度というから、かなりの規模である。しかしローマ帝国というのは、とんでもなく大きな国で、その文化が及ぼした影響は計り知れない。
↑ ポレッチ「エウフラシウス大聖堂」、、、何回聞いても覚えられません
433キロ走って「シベニク」という町で一泊。高速道路で移動したのだが、大きなカーブを描く道と、周囲の景色が素晴らしかった。ホテルはこの旅で泊まった中で一番綺麗だった。参加者同士とも親しさが増し、楽しい旅になってきた。あれ?パック旅行がお嫌いだと言った人はダレだ?
by ozawa-sh
| 2014-10-28 21:01