おざっちの漕ぎコギ日記2

ポルトガル旅行記 7

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この国のタバコ事情は、かなりひどい。あっちでもこっちでも老若男女を問わずスパスパ。といっても、最近、建物内部での喫煙は、全面的に禁止されたらしいので、レストランなどで吸う風景は見られませんでした。しかし、歩きタバコはもうしょっちゅうで、帰ってくると服にタバコのイヤな臭いが染み付く日もあったほど。しかし、ガイドから聞いた話では、「ギリシャは最悪!」と肩をすくめていたから、ギリシャは行かんとこ、なんて思ってます。
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もうひとつ。鉄道沿線や高速道路沿いなどの落書きがすごい。さすがに教会などでは見かけませんでしたが、「一体いつまで続くの!?」と思うほど、延々と落書き、落書き、、、。あの日本でも見かける、グニャグニャとした文字は一体なんなんでしょうね~。観光客が目に触れる場所にあれでは、いくら世界遺産の建物が建っていても、台無しだと思いました。中にはすばらしい(?)落書きもあって、「ちゃんとキャンパスに描いて、出るところに出て勝負すればいいのに」なんていう芸術的なのもありましたが。
もうひとつありました。道端のゴミです。とかく、ヨーロッパの街角は綺麗、というイメージがありますが、今や日本の街の方がずっと綺麗です。広場を中心に、公共場所を大事にしてきた西欧のハズなんですが、あちこちにポイされたゴミは目に余るほどでした。
そんな、「現実のポルトガル」の姿を交えながら旅の様子をお伝えしていきます。

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リスボンから北へ300キロ、ポルトガル第二の都市が「ポルト」である。ドウロ川の両サイドに開けた街は、大航海時代の基地として大いに栄えた。「ポートワイン」の産地でもあり、それを飲むためにも行かねばということになった。

朝、宿を出てコインブラA駅へ行く。チケット窓口で「ストで走ってないよ」、、、またこれである。こちらに来て二度目のスト。どう?日本で考えられる?いいかげんにしてよポルトガル!
で、仕方なく今日は営業しているコインブラB駅までトボトボと歩く。地図を片手になんとか到着。しかしかなりの待ち時間があり、バスで行けば良かったと反省。もうこの国の鉄道は信用できん!

約一時間でポルトに到着。本当は、途中で運河の風景が美しいという「アヴェイロ」という街にも寄りたかったのに、ストのせいで寄ることができなくなったじゃないか。で、ポルトの「カンパニャ駅」に到着し、まずは宿探しから。ガイドブックに載っていた「イージー・ポルト」というホテルに投宿。しかしこのホテル、どうやらチェーンホテルらしく、味もそっけもないただの箱って感じ。しかもここに二泊予約してしまって失敗だった。シャワーも申しわけ程度のチョロチョロ出るだけだし、おまけに部屋に面した車道からは騒音が。まあ夜中は静かだったけど。
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↑ 洗面所にはコップも置いてなくて、百均で買っておいた折り畳みコップが大活躍。「地球の歩き方」も、たまには間違った情報を載せるんだなあ
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ポルトはさすが大都会で、地下鉄も発達し、見どころが多い。「グレゴリス教会」の塔に登って市内を一望してみた。ウ~ム、この街も美しい。丘の起伏が、街の表情を豊かなものにしている。二階建てになった、「ドン・ルイス一世橋」を渡ってドウロ川対岸まで行ってみる。眼下の岸部には、テントを張ったレストランが軒を連ね良さげな雰囲気。明日はあそこで名物のタコ料理を食べてみようと思った。街に戻ると、ある街角で住民同士の激しいケンカに遭遇。パトカーが数台来ていたけど、なにが原因なのかよく分からないまま野次馬していた。教会を見てるより面白かったけど(笑)。
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明けて二日目。前日ホテルから申し込んでおいた、ワイン産地を巡るツアーに参加した。自分でスケジュールを決めて移動するのも、今日はしばしお休みで楽である(笑)。ホテルの窓からは屋根の上にたくさんのカモメが止まっているのが見え、この街が港町だと知らされる。
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ガイドがロビーにやってきて、ミニバンに乗る。同乗したのはアメリカ人客で、少しずつ親しくなる。ポルトから東へ走り、アマランテ、ラメーゴ、レグア、ビニャオンなどというワインで栄えた街を巡った。ドワロ川の斜面には、延々とブドウ畑が広がり見事。ガイド君が早口の英語でしゃべるので、ボクにはほとんど分からなかったが、唯一アマランテで見たこのパン↓(ボーロ・デ・マルテーロ)だけは印象に残った(笑)。どうやら良縁を願って、という言い伝えがあるらしい。お菓子のことを「ボーロ」というのは、日本にも伝わった言葉だ。
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↑ ハ~、負けそう(笑)
途中で、カヌースラロームのゲートが張ってあって、思わず懐かしくなったり、、、
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ラメーゴにある、「ノッサ・セニョーラ・ドス・レメディオス教会」もチラ見。時間があればゆっくり見られたと思うけど、そこはツアーの悲しさ。マウンテンバイカーの自由さがうらやましかった。
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当然、途中のワイナリーではワインの試飲もあり、酔うほどに飲んだ。「ポルトワインは甘ったるくて、どうもお口には合いません」、と言いながらたんまり飲むのであった(笑)。
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↑ 眼下のドウロ川にはクルーズもあるようで、いつかはこれにも乗ってみたいな

ポルトにもう一泊しようということになり、街中の家族経営風ペンションに泊まることにした。ここも安くて、35ユーロ。昨日のチェーンホテルよりよほど趣があるし、静かだった。お湯だってたっぷり出る。コップだって置いてあったぞ。
荷物を置き、翌日はポルトの街をブラブラした。世界一美しい本屋「レロ・エ・イルマオン」というところにも行ってみた。本を見ているより、建物内部を見ている方が面白かった。
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ドウロ川クルーズに乗ることにした。小雨が降り、寒い一日だったが、6つの橋をくぐる風景が美しかった。
上陸後、「サン・フランシスコ教会」というのを見学したのだが、内部のバロック装飾が、今までみた教会の中では群を抜いたすごさ。金泥で覆われた過剰なまでの彫刻は、もうこれを造った作者の執念を感じさせる作品だ。この教会はさすがに有料だった。
その後対岸へ渡り、ワイナリーでワインの試飲。雰囲気が良く、試飲だけじゃなくここで本格的に飲んでしまった。さらに、昨日橋の上から見たテントの並ぶレストランのひとつ、「シェ・ラパン」で、ガイドブックおすすめ、「タコのオーブン焼き」を食べた。これがまた絶品の美味しさ!どうやったらこんなにタコが柔らかくなるんだろうと思うほどに美味で、「ポルトガルに行ったらまた食べたい!」と思わせるほどだった。
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ポルトを歩き尽くし、明日はリスボンを越え、昼までにエヴォラへ移動の予定。CP(Conboi de Portugal)、頼むからストせんといてくれよ!(笑)
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by ozawa-sh | 2013-11-19 09:52 | Comments(2)
Commented by タッチャン at 2013-11-19 13:31 x
負けそうということは、負けてないということね!
ゴミについてはラテン系の国はたいていそうですね。2年前に行ったナポリもひどかったです。
Commented by おざっち at 2013-11-19 17:54 x
タッチャン>まあ、そういうことになるかな、、、って、あまり突っ込まないでくださいよ~(笑)
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