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おざっちの笛吹き日記

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中国地方へ その一

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ヨメと一泊旅行。なんでも、ただでさえ安い「湯快リゾート」が、さらに安くなるキャンペーンがあり、申し込んだそうだ。普通なら、まずは行きたいところがあって、その後に宿を決めるのだが、今回はまず宿が決まっていて、それじゃどこへ行こうか、という順番なのだ。
宿が美作(みまさか)三湯の中のひとつ、湯原温泉にあり、その途中にどこか立ち寄って面白そうなところはないか探してみた結果、「津山」が候補に上がった。岡山県津山市は、お城を中心とした城下町が今も残っており、調べてみると、なかなかに中身の濃い(?)街のようである。こういう地方都市、ましてや古くからの街というのは、歴史・文化などに深みがあり、旅する上でねらい目だとボクは思っている。

そして二日目は、蒜山まで足を伸ばし、蒜山高原のふもとにあるサイクリングコースを走る計画をたてた。レンタルサイクルも各種そろっているとのことで、ヨメだけレンタルすることにした。

ヒガンバナの中、古城は眠る
津山ICで降り、ナビの案内するままに町中に入っていく。やがてお城が見え、観光協会の駐車場に車を停めた。ここでガイドマップをもらい、早速城(鶴山城)に入場。複雑に入り組んだ石垣には、終わりかけのヒガンバナが似合う。
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やがて天守閣にあたる最上部に出ると、眼下に津山の街が広がる。思った以上に広大な城であった。桜の時期には、さぞかし見事なことだろう。
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城東地区へと行く。電柱を埋めたり町並みを整備すれば、もっといいだろうと思ったが、出雲街道沿いのこの一帯にはそれでもかなり昔の面影が残っている。歩いていて楽しい。こんな鍛冶屋さんもあった。「作州鎌」である。
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また、ちょうどお昼どきに入ったこの店、「中村屋」。味も彩も素晴らしく、大満足。
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この地を治めた、森家の別邸、「衆楽園」では、ちょうどアートフェスティバルをやっていて、お庭と一緒に見て回った。
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洗濯バサミを使ったこのアート、面白い。
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また、津山は洋学者を多数輩出した土地であり、その資料館もあったが、残念ながら休館日だった。
今日の宿泊地、「湯村温泉」へと走る。
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(続く)
by ozawa-sh | 2013-10-02 07:11