おざっちの漕ぎコギ日記2

小豆島一周ツアー ~灯台、オリーブ、うどん、、、たくさんの思い出たち~

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そうだ、小豆島一周だ
土曜朝練のメンバーで、小豆島一周ツアーへ行くことになり、色々と情報を集めながらプランを練ってみた。お天気以外で一番心配だったのは、道路情報。直前になって、香川県の道路管理部門に電話してみたところ、長年通行止めだった「大角鼻」への道が開通しているとのこと。ここが一番皆を連れて行きたかった場所なので、小躍りしてしまった。しかし、島の北、「馬越」あたりで、先日の台風で通行止めになっているのだとか。だが、「う回路がありますので」ということで、なんとか一周できる目途が立った。

「小豆島」。地図を見ると、丁度、犬が東を向いているような形をしている。先に書いた、「大角鼻」は、その後足に当たる。また、姫路からのフェリーは、犬の肛門(笑)「福田港」に着岸する。小さい島だが、「寒霞渓」「オリーブ園」「二十四の瞳の舞台」など、数々の観光スポットがあるのだが、今回のツーリングでは、これらすべてを無視、よりマイナーな場所を目指すのだ。なんせ、犬の肛門から潜り込んで行くツアーなのだから(笑)
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いざ小豆島へ
朝3時起床。前夜10時に寝たとはいえ、さすがご老体にはきつい。だが参加するHarmattanさん、Venさん、タッチャンの顔を思い浮かべながら顔を洗い、スケジュールをシュミレーションして目を覚ます。ちゃんとトラブルなく走ってくれるだろうか、マシントラブルはないだろうか、道の状況は、、、などなど、心配すればキリがないけど、まあとにかく行ってみよう。
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Harmattanさん、Venさんをピックアップし、車は京滋バイパス→名神→中国→山陽を経由して姫路港を目指す。三連休初日ということで心配していた渋滞もなく、予定どうりの時刻に姫路港フェリー乗り場に。ほどなくタッチャンも到着し、自転車を降ろして車を駐車場へ移動。チケットを買い(往復だと少し安くなる)、少しすると乗船の時間となる。自転車で乗り込むフェリーは、もうワクワクの旅気分。
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到着、そして一周の旅へ
1時間40分の船旅。しばらくすると、「家島諸島」も見えてくる。いいなあ、瀬戸内の風景は、、、。ウトウトする間に船は、「福田港」に着岸。固定されたバイクを解放し、上陸する。さて、これからいよいよ小豆島一周のサイクリングの開始である!全員元気。装備もバッチリ。天気も良くて、気分上々である。
今日のコースは、時計回り。そうすれば海も近い。讃岐うどんを食べる時間もちょうどお昼どき。おざっち、考えてます(笑)

坂は続くよ、どこまでも
平坦路から、小さなアップダウンを過ぎ、いよいよ犬の後脚の付け根、「橘峠」への上りにかかる。途中には大阪城築城の時に切り出した石切り場もある。
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後を振り返りながら、皆のペースを確認。ガイドは首が鍛えられます(笑)。やがて、「←大角鼻」の標識があり、さらに細くなって上りも続くようになる。路面はやや荒れているし、台風で散った枝や葉、落石があるものの、ちゃんと走れる。遠くに「鼻(こちらでは岬のことを鼻ということが多い)」が見えている。平坦になり、全く車の通らない快適な道が続く。「風ノ子島」も少しずつ近づいてくる。
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やがて、小さく曲がり切ったところに、「大角鼻灯台」があった。自転車をとめ、少し降りると、数年ぶりの大角鼻灯台に再会。風雪に耐える灯台が好きだ。眼下には島と釣り船が見えている。
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醤油の匂いの中を走り、土庄へうどんツアー
快適なダウンヒル。そして「坂手港」を過ぎ、小豆島町へと入っていく。ここから左折すれば、「二十四の瞳」の舞台となった岬の分校へも行くことができる。
「マルキン醤油」へ寄り、ここでしょうゆソフトを食べることにする。う~む、微妙だが、なかなか美味しかった。あたりは醤油蔵が建ち並び、少しだけ散策。下の写真をじっくりご覧ください。はい、ボクは男の子、Venさんは女の子です(笑)
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島の南を走る。オリーブ園を通過し、これから土庄へと入っていく。島で一番交通量が多いセクションだが、たいしたことがないし、道が広くて走りやすい。ここに限らず、小豆島は全体に道が広く、自転車に優しい島である。前脚に当たる部分を横断して下れば、ほどなく「土庄(とのしょう)」の街となる。ここからは岡山行きのフェリーが出ている。
ギネス認定、「世界で一番狭い海峡 土淵海峡」を見学。ここは、なぜか大げさなアーチ状の柵?オブジェ?構造物?に守られ、面白いところだ。タッチャンは以前この海峡をカヌーで通ったことがあるそうだ。
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そして、この近くの讃岐うどんの店、「ます家」へ。昼少し前のタイミングが絶妙で、ボクらが席に座った後、どんどん混んできた。ボクは掻き上げうどんを注文。うん、店主こだわりのうどんは美味かった!
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回り道って、こんな劇坂だったの!?
満腹になり、土庄を過ぎて島の北へと走る。予報はハズレて、天気は快晴。全員元気で、この分なら予定のフェリーに間に合いそうだ。漁村と漁村の間は小さな峠となっており、この頃から小さなアップダウンがいくつも現れる。相変わらず車は少なく、本当に快適な道だ。
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やがて、心配していた通行止めの場所へとやってきた。ガードマンに回り道を聞き、細い山道へと入っていく。すぐ終わって元の海沿いの道に出るかと思いきや、延々と上る道。途中の分かれ道で迷子となり、来たトラックに道を尋ねる。なんとも、思わぬアルバイトを強いられてしまった。

やがて、道の駅「大阪城残石記念公園」に到着。「残石」とは、その昔大阪城を築くために切り出された石が、都合で使われなくなり、そのまま島に残されたもの。通称「ざんねんせき」と言っているが、これらは瀬戸内海の各島々に残されているのだ。各藩の印が刻まれているものの多い。そんな説明のある館内は、なかなかに面白い。ボクは何回かここを訪れているので、外で待っていた。ひとりでベンチに座っていると、なんか旅気分。少しウトウトしてしまった。
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ゴールへ
東に向かって、コースの後半を走る。右手には広大な石切り場が白々と光っている。見上げるほど高いところまで切り場があり、小さく作業車が見える。そんな横を走る。左手には本州側がかすんで見えている。長い坂を上り、下って、また上りを繰り返し、最後のダウンヒルにかかる。やがて福田港が見え、全員そろってゴール!
総距離73キロだった。

滋賀県からは少し遠い、「小豆島」だが、サイクリストが望むであろうすべての条件を満たしており、ほんとにすばらしいコース。福田港のすぐ近くには「吉田温泉」というのもあるので、着替えを持ってくれば最後にここで汗を流すこともできる。
フェリーに乗り、夕日が美しく映える海面に、ツーリングの楽しさを回想する。
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by ozawa-sh | 2013-09-22 12:21 | Comments(6)
Commented by ヨットちゃん at 2013-09-22 14:13 x
瀬戸内は帰りのフェリーがたまんないですよねー
Commented by Ven at 2013-09-22 17:49 x
おざっちさん。
改めまして、なにからなにまで完璧なコーディネートをありがとうございましたm(_ _)m。
おかげさまで、快適なツーリングで、大満足ですよ〜。ブログも素晴らしい。
醤油樽の写真は、私が女性役だったとは知りまへんでした~っ(^◇^;)
Commented by おざっち at 2013-09-22 20:02 x
ヨットちゃん>瀬戸は~、日暮れて~、、、、いいですねえ、瀬戸内! ボクは昔から瀬戸内の風景が好きでした。穏やかで、優しくて、、、本当に見ていると心が癒されます。
Commented by おざっち at 2013-09-22 20:04 x
Venさん>予定していたスケジュール通りに行ったし、パンクなども無かったし、なによりも最後まで全員で走り切れたことが良かったです。
また、次回の企画を考えますので、なにかアイデアがあればお願いします。
Commented by タッチャン at 2013-09-23 07:57 x
素晴らしい企画ありがとうございました。恐れていた坂の連続も思ったらほどでなくてヤレヤレでした。膝もだいぶ良くなってきたので、またの企画よろしくお願いします。
Commented by おざっち at 2013-09-23 16:52 x
タッチャン>ヒザの痛みが出なくて良かったですね。再発しないように、無理は禁物ですぞ。また企画します。
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