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おざっちの笛吹き日記

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「グリムMTBフェスティバル」

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毎年恒例の「グリムMTBフェスティバル」に行ってきた。昨年は台風で中止になったので、今年こそ!という主催者の意気込みが感じられるレースだったような気がする。

「グリム」というのは、滋賀県日野町にあるキャンプ施設で、近くにはドイツをイメージした「ブルーメの丘」もあり、広々とした田園風景の美しい一帯である。その山の中に常設のMTBコースが作られており、本日のレースはこのコースを使って行われる。レースの内容は、4時間を何人かでリレーしながら、あるいはソロで走り切るというもの。アップダウンの激しいオフロードは、何回走っても手強い。

10時のスタートに合わせ、7時くらいに家を出た。スズカの時もそうだったけど、本来ならチームテントを張る手伝いのために、もっと早くスタートすべきなのだが、あまりにも早朝に起きると、一日中体調が悪いので、若い皆さんにお願いしている。
さて、会場に到着すると、コース脇のピットまで車を乗り入れることができた。クーラーボックスやイスなどの運搬をしなくてもいいので、非常に楽だ。我がチームは4人のハズだったのだが、イビちゃんが体調不良でキャンセルとなり、ボクとイバッチ、そしてアヤシさんの3名でリレーしていくことになった。
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まずはキッズレースがあり、その後4時間耐久がスタートする。日野町の花、「シャクナゲ」にちなんだシャクナゲ大使がフラッグを振って競技が開始された。我がストラーダからは6チームがエントリー、また、巨匠は一人で4時間を走り切る。そして、ボクのチームの一番手はイバッチ。大集団が狭いコースで場所とり合戦を繰り広げる。ピットでイバッチの帰りを待つ。ボクが二番手だからだ。やがてオレンジジャージが見え、タスキ代わりの腕輪を受け取ってスタートする。試走していないので、最初は様子を見ながら、アップがわりに走る。キャンプ場を過ぎ、山の中へ入っていく。最初の上り坂に、早くも脚にくる。前方の凸凹に注意し、また周囲のライダーの動きも気にしつつ、山の中を走る。知っているコースとはいえ、気が抜けない。途中で枝が挟まり、リアディレーラーが吹っ飛ぶアクシデントも。
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階段を一気に下り、広いジープトラックを走る。砂利道なので滑らないように注意が必要だ。やがて再び山の中へ。ダラダラと上るいやなセクションだ。早くもバイクを押している人もいる。そして最後のZ坂を上って再び駐車場のピットへ戻ってくる。次の走者、アヤシさんにバトンタッチ。アヤシさん、実は、「クツを忘れました~」とのことで、急きょフラットペダルに交換したのだ。下りで脚がずれてしまうのが恐いと言っていた。
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周回を重ねる。
三周目くらいになると、コースの様子も分かり、脚が回ってくるので、かえって楽になる。しかし、3時間を過ぎたあたりから、さすがに疲れてきて、ペダルが踏めなくなってくる。それでも意地で漕ぐ。他のチームも疲れてきたいるハズだ。
最後はアヤシさんでゴール!無事4時間を走り切った。
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終了後は立命館のチアリーダの演技があったり、高校生の吹奏楽があったりと、楽しいイベントが用意されていた。ボクは出店で焼きそばを買い、モシャモシャと食べながら見ていた。
まだまだ暑い9月だが、グリムの森には涼しい風が吹いていた。
by ozawa-sh | 2012-09-02 21:04