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おざっちの笛吹き日記

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雪の一日

今日はお休みの日。いつものパターンで、午前中はなにか運動を、と思うのだが、チラチラと雪が降っているので自転車はあきらめ、近づくデュアスロン(ラン→バイク→ラン)のためにランニングをすることにした。5キロ以上走るとヒザに痛みが出てくるので、そうなる前に歩くことにする。
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ランニング用の風を通さないウェアを着、毛糸の帽子と手袋もつけた。コースはいつもの緑道から石山寺を通り、ononoさんの家の前を通って、新幹線、名神の陸橋を越えて帰ってくる約5キロの道のり。結構アップダウンがあるのでいいトレーニングになる。折しもチラチラ降っていた雪がかなり激しくなり、躊躇していたのだが、思い切って外へ飛び出す。ウェアの下にはシャツ一枚だけだったが、しばらくすると汗ばんでくる。毛糸の帽子が暑苦しくなって脱いでしまった。
やがて石山寺の山門前を通過し、瀬田川沿いに走る。幸いまだ脚の痛みは出てこない。ただ、左足の裏の、母指球横に、小さなイボができていて、これが気になる。ちょうど蹴り出すポイントだ。

雪は小降りになり、そのままonono邸横を通過。新幹線脇を並行して走る。ここでononoさんに教えてもらった古墳跡の発掘現場に立ち寄ってみた。たぶんここなのかなあという場所があったのだが、住宅の造成をしていた。
名神を越え、国分の集落をたどる細い道を上がっていく。このまま帰宅しようかと思ったが、今日はちょっと寄り道することにした。
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まずは「太子堂」へ。石段を上っていくと見晴の良い場所に建っていた。堂の中には聖徳太子2歳の時の像があるんだとか。もとは京都の石清水八幡宮にあったもので、明治の神仏分離の際、ここに移されたと説明があった。

次はすぐ近くの「近津尾神社」へ。社歴には「いつ建てられたか不明」と書いてあり、相当古いらしい。そしてこの境内の中には、芭蕉がしばらく滞在していた「幻住庵」がある。
小さな山門をくぐるとその庵があり、縁側には記帳ノートが置かれてあった。雪がしんしんと降ってきたので、さて帰ろうと思ったら、障子がガラッと開き、中から中年の女性が顔を覗かせた。まさか誰も人がいないと思い込んでいたので、ビックリしてしまった。
「ようこそおいでくださいました」とその女性。
「いや~、この近くに住んでいるんですが、昔一度来ただけで、久しぶりにここへ来ました。建物があの時と違うような気がするんですが、記憶違いかな?」とボク。
「いえ、ふるさと創生資金で建て替えたんですよ」とのこと。
その後、地元の色々な話を聞くことができてためになった。


帰宅し昼食後1.5時間昼寝。その後フルートを4時間練習。今日はタファネルゴーベルをみっちり、そしてピッコロを重点的に。寒いせいか、パッドとトーンホールの間に水の膜が張って、急に音が出なくなる。しっかり練習しとかないと、なかなか先生に花丸をもらえない。
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↑紙の上下左右、端々までオタマジャクシだらけのタファゴベ。臨時記号の嵐。これを完璧に吹けたらすごい。
by ozawa-sh | 2012-02-08 22:27