人気ブログランキング | 話題のタグを見る

おざっちの笛吹き日記

ozatti.exblog.jp

音楽の本 二冊お買い上げ

ボクはフルートを吹いているにもかかわらず、音楽の基礎知識がまるで無い。もちろん「ト音記号」とか、「フォルテ、ピアノ」など、ほんとにだれでも知っているような基礎的なことは知っているのだが、「長3度」とか「ヘ音記号の移調のやり方」とか、少し踏み込んだことになると、まったくお手上げである。本格的にフルートを再開するようになってから、やはりこういうことはちゃんと知っていないといけない、と思うようになり、「いつかは勉強しよう」と思っていたのだが、先延ばしになっていた。

で、今回思い切ってその手の本を購入することにした。とはいえ、難しく書いた本は絶対に挫折するに決まっているので、できるだけ分かりやすくかつ楽しく勉強できる本を探しに、会社帰り京都河原町のジュンク堂へ行った。
うわ、たくさんあります、その手の解説書が、、、。
そのうちの数冊をパラパラとめくってみると、内容は似たり寄ったり。で、中でも楽しそうで、コストパフォーマンスの高そうな(笑)本を一冊選んだ。長年思い続けてきた本だけに、レジで買った時にはなんだか肩の荷が降りたようでホッとした。しかし、買っただけで満足し、ろくに読まないうちに飽きてしまうのがボクのパターンなので、要注意である(笑)。
さて、ふと横の本棚を見ると、魅力的な本が置いてある。「黄金のフルートをもつ男」。先日、大阪で聞いてきたサー・ジェームズ・ゴールウェイの自叙伝だ。ためらわずに購入。あれだけの演奏をする人が、一体どのような経歴をたどってきたのか、興味津々である。名前の前に「サー」がついている。長年の業績が認められ、2001年にエリザベス女王からナイト爵位の称号を与えられた人。
その音色はこの本の訳者に言わせると「黄金の液体のような独特の音色」。なるほど、ボクもそう思う。
音楽の本 二冊お買い上げ_f0156359_22223692.jpg

しばらくはこちらの本を読みふけってしまいそうで、楽典の本はまたまた先延ばしになりそうな秋の夜長である。
ゴールウェイの演奏による「熊ん蜂の飛行」はこちら
by ozawa-sh | 2011-11-15 22:23