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おざっちの笛吹き日記

ozatti.exblog.jp

小豆島ツアー

JOY BIKE「小豆島」を実施。天気が微妙で、前日までヤキモキしたが、当日はなんとか雨も上がり、実施することができた。
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姫路のフェリー乗り場に集まったのは9名。滋賀から行くとなると早朝(深夜?)3時半に出発するという強行軍だったが、7時15分発のフェリーの時間に合わせようとすると、この時間になってしまう。直前になって二人がキャンセル。
全員無事にフェリーに乗り込み、姫路港から船が出る時から、旅気分が盛り上がる。
約100分の穏やかな瀬戸内海の船旅。途中、左舷には「家島諸島」を望み、やがて前方には小豆島の島影が大きくなってくる。島の東部「福田港」に着岸。船からはまず車が上陸、その後我々自転車部隊が上陸する。
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小豆島はちょうど犬が西を向いている形をしているのだが、福田港はその尻尾に当たり、これから時計回りに走る。全員の準備が整ったところでいよいよスタート!まずは後足に当たる「大角鼻(おおかどばな)」を目指す。
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いきなりの上り坂。一気に高度が上がり、眼下には海が広がってくる。そしていくつかの坂を上り、大角鼻への細い道へと入っていく。まったく車が通らず、気持ちのよいサイクリングだ。しかし、ここでハプニング。最後に大角鼻へ曲がるところで道路が閉鎖されており、半島を横断する形で「坂出」へ降りてしまった。後で調べてみると、道路が一部崩壊しており、通行止めになっていたようである。事前に調べていくべきであった。本当は大角鼻はとても風情があり、是非とも参加者をここへ連れて行きたかったのだが。
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坂出には「丸金醤油」の観光販売施設があり、ここで「醤油ソフト」を食べたいとのTさんのリクエストにお応えし、寄っていくことにした。さて一体どんなお味なんでしょう?全員が醤油ソフトを手に、記念撮影。バックはもちろん「〇に金のマーク」の醤油蔵。「あ、溶けそうや?」の声に、急いでシャッターを押す。JOY BIKE名物「銀輪のシャチホコ」をやっているヒマがない(笑)。しかし、この醤油ソフトは思った以上に美味しかった。

「草壁港」「オリーブ園」を通過し、一路国道436号線を走る。小豆島の南部はやや交通量が多いのだが、道幅も十分広いので、危なげなく走ることができる。犬の前足にあたる半島を横断し、土庄(とのしょう)の町へと入っていく。天気は安定しており、サイクリングに丁度よい天候だ。
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土庄では「讃岐うどん」で昼食とする。しかしここでもハプニングが。予定していた店に到着すると、なんと非情にも「本日は臨時休業します」の張り紙が!頭の中は忙しく動き、この近くのもう一軒の讃岐うどん店を検索する。確かあったハズ、、、。
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途中でギネスブックに認定されている、世界一狭い海峡「土淵海峡」へ立ち寄った。
そして、この近くにあったのが、「ます家」という讃岐うどん店。ひょっとしてと思い、調べておいてよかった~。だが、味はどうなんだか、ちょっと心配だったが、食べてみるとなかなか美味しく、当初予定していたお店より美味しかったような。みなさんにも好評だったようだ。ここでお腹を満腹にし、後半の部へ出発だ。これから島の北側へ出る。

車がグッと少なくなり、適度なアップダウンとカーブを繰り返す。漁村を通り抜けると、また隣の町へ小さな峠を越さねばならず、徐々に差が開いてしまう。参加者も繰り返されるアップダウンに少々疲れてきたようだ。やがて「残石大阪城記念公園」という道の駅に到着。大阪城築城の際、切り出した石を運び出した港には、結局使われなかった石が多く残されており、これを「残石」と言って、たくさんある。展示館にはそんな石を集め、またどうやって石を切り出したのか、などが説明してある。

さて、ゴールの福田港も残り13キロとなり、元気に出発。右手には大規模な採石場が続き、しばらくは単調な道を走る。そしてダラダラ坂を上り、もうひとつの峠を越えて下れば、福田港が見えてくる。全員無事に帰ってくることができて、ホッとした。メータでは、ちょうど70km、実走3時間18分を示していた。
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3時30分発のフェリーにはまだ間があり、参加者はイカ焼きを食べたり、醤油ワイン(あまりおススメではない)を飲んだりして過ごしていた。ボクはお遍路さんに話かけてみた。四国と同じように、ここ小豆島にも八十八か所巡りのお遍路がある。十年後にはお遍路をしてたりして、、、。
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フェリーに乗り込む。日曜日の帰りはさすがに少し混んでいた。姫路に到着する頃にようやく日が沈みかけ、甲板には美しい夕日が指していた。
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by ozawa-sh | 2011-10-24 21:25