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おざっちの笛吹き日記

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大津絵の店

先日初詣に行った三尾神社のことをネットで調べていたら、この近くにある「大津絵の店」のブログサイトに行き当たった。どうやら5代目の若い後継者がネットで発信しているようである。Nトレールへ行くときはいつもこの店の前を通るのだが、たいていひっそりと戸が閉まっているので、入ることもなかったのだが、一度入ってみよう。


そもそも「大津絵」というのは近江の地・大津で江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画で、鬼や仏、舞妓などさまざまな画題を扱っており、東海道を旅する旅人たちの間の土産物・護符として知られていた。しかしその伝統を守る人が少なくなってきた。マンガ的なタッチがユーモラスで、長く伝えていってほしい芸術である。
Nトレールに入る手前、旧江若鉄道の路線敷地跡には、この大津絵のタイルがはめ込まれている。(MTBで走る時、この絵を踏まないようにしてますよ。)このあたりは、琵琶湖疎水、三井寺、三尾神社、馬神社、等正寺など、次々と歴史的なポイントが展開する非常に古い一帯であり、近在にこのような所があるということは、ある意味、とても贅沢なことだろう。
by ozawa-sh | 2011-01-11 23:23