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おざっちの笛吹き日記

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腰2

ひょっとして、、、という淡い期待もあったのだが、今日も腰痛が治まらず、JOY BIKEの万灯呂山ツーリングは完全にあきらめた。ガイドはピカシさんとテンチョーにおまかせすることにした。幸いゴールした頃から雨となったらしく、一日中気にしていたのでホッとした。


実は今日、栗東のさきらホールで、「全日本フルートフェスティバル」というのがあり、京響の主席フルート奏者である清水信貴氏の演奏があり、以前から聞いてみたかったので、腰をさすりさすり出かけることにした。また、各メーカーが出展し、試奏もできるとのこと。JOY BIKEが終わったら駆けつけようと思っていただけに、今日は「怪我の功名」で、最初から最後まで会場にいることができた。


初めて行ったさきらホールはけっこう大きなホール。入口を入ると試奏の音がたくさん聞こえてきた。大方が若い女性で、ボクのようなおっちゃんはちょっと場違いな感じもしたが、物怖じせずに各メーカーの試奏コーナーに顔を出してみた。最近気になっているパウエルでは、700万円の金製の楽器を吹かせてもらう。まずはキーがすごく軽くてスムーズだ。自転車で言えば、「漕ぎが軽い」ということになる。肝心の音質はさすがに「金」、実に軽くて芯のある音。自転車で言えば、「思ったとおりのラインをトレース」てな感じかな。「Eメカニズム」といって、出しにくい高音域の「ミ」が楽に出せる仕掛けも付いており、これはとても気に入った。またまた自転車で言えば、「電動メカニズム搭載」といったところだろう(たとえに無理がある!?)。 さらに特殊管のアルトフルートやバスフルートも吹いてみた。遠い存在だったこれらの楽器も、一発で音が出たので自分でもビックリした。低音のセクシーな音が魅力的。欲しい、、、
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ホール内に入り、いよいよ清水信貴の演奏が始まる。関東からもオファーがかかるという演奏家の音色は、実に柔らかく、透明。難しいパッセージも楽々と吹きこなす。とても勉強になった。最後は160名のフルーティストによる「カルメン」の演奏。ナレーションも入り、幻想的な舞台となっていた。ピッコロを譲ってもらった人も、今日は舞台の上でバスを演奏していた。


今日は大好きなMTBこそ乗れなかったが、最近ラブラブのフルート三昧ができて良い一日となった。明日は家で大人しくしてよ。
by ozawa-sh | 2009-11-23 00:25