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おざっちの笛吹き日記

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氷室へ

前の晩、急に行くことに決まったハイキング。ヨメ+ママチャリライダーさんご夫婦の4人で行ける、どこか近場のコースを考えた。色々ガイドブックを調べたのだが、結局MTBでよく行く氷室林道を歩くことに決定。ここなら完全にコースがアタマの中に入っているので、安心して歩くことができる。天気は上々。


京都御所に車を置き、タクシーで玄琢へ。車を降り、いきなりの坂を上り始める。すぐに秀吉が造ったと言われる「御土居」がある。しばらく行くと、鷹峯。光悦寺に寄りたかったが、まあ次回ということでパス。自転車のときは右折する、ホテル「然林坊」から急坂を下り、京見峠への「長坂道」を上っていく。以前自転車で上ろうと試みたが、途中で力尽きて押して歩いた経験がある。それほど急坂だが、ウグイスが鳴いたりしてとてものどかだ。汗をかいた頃、車道に出会い、京見峠の茶屋へと進む。ここは通過し、「氷室分かれ」で右の急坂へ入っていく。しばらく上れば、このコースの最高地点になり、あとは一気に下って、氷室の集落に入る。


Y字路で林道へと入っていくと、前方からおばちゃんの団体がにぎやかにやって来た。手には山菜の入ったビニール袋を下げている。ワラビだ。「それどこで採ったんですか?」と一応聞いてみると、「あなたの勘に頼って探してね」と言われた。どうやらヒミツの場所があるらしい。北斜面の暗い林道を歩く。適度なアップダウンとカーブがあり、飽きることがない。ボクに言わせれば「極上のトレール」なのだが、MTBをやらない人にはこの「極上の」という意味が分からないらしい。


京見峠からの道が交差するポントを過ぎ、しばらく行くと、「舟山」頂上へ向かうコースがあり、今回はこちらを行ってみることにした。細いシングルトラックになり、少し下ると、パーッと視界が開け、京都市内が一望できる火床に出た。春霞しているが、まさに絶景で、何度来てもここはいい。しばらく景色を楽しみ、下山する。
氷室へ_f0156359_2161629.jpg

鴨川の河原に出、ひたすら南下して御所まで歩く。約20キロの道のりだった。


さて、明日から一泊で、JOY BIKEの「しまなみ海道サイクリング」だ。10名が参加してくれる。しかしながら高速料金1000円効果で、大渋滞の模様。来年はゴールデンウィークをはずして行くことにしよう。
by ozawa-sh | 2009-05-02 21:06